2017年11月20日(月)

米ファストファッション大手のアジア初の旗艦店 フォーエバー21「フォーエバー21銀座店」

2010/6/25 4:00
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価格=250円のトップス、100円のネックレスなど、発売=4月29日

価格=250円のトップス、100円のネックレスなど、発売=4月29日

 米国のファストファッション大手、フォーエバー21が、東京・銀座にある松坂屋銀座店内にアジア初の旗艦店を開業した。正式名称は「XXI at GINZA by FOREVER21」。

 1~3階で婦人服、4階で紳士服と子供服、5階で靴やアクセサリーなどを販売する。同社が昨年4月に日本1号店として開いた原宿店(東京・渋谷、店舗面積1749平方メートル)は、初年度の来店者が500万人を超えた。

 銀座店は国内2店目だが、原宿店にはない子供服を扱い、旗艦店に使う「XXI(エックス・エックス・アイ)」の店名を冠した。原宿店と同様、低価格と幅広い品ぞろえをアピール。原宿店は20代前半を中心に若い層に人気が高いが、銀座店は「少し上の年齢層向けの品ぞろえも加えた」という。

【ベンチマーク商品】

 H&M新宿店。2009年11月、東京・新宿に開業。店舗面積は2600平方メートル。地下1階が紳士服、地上1~2階が婦人服、3階が子供服。

【産業地域研究所研究員の視点】

 子供服以外は原宿店と基本的に同じ商品を扱っているが、売り場の雰囲気はかなり異なる。原宿店が情熱的なのに対し、銀座店はクールで落ち着いた感じだ。年配客の多い老舗の松坂屋銀座店への出店を意識したためだろう。

 しかし、伝統的な百貨店の売り場とはあまりにコンセプトが異なり、やはりミスマッチ感は否めない。松坂屋の既存顧客が娘や孫と一緒に来店するきっかけにはなるだろうが、それよりは近くにひしめくH&MやZARA、ユニクロなどのファストファッション店やカジュアル衣料品店の買い回り客の流入の方が多くなるのではないか。

 注目は百貨店の通常売り場への波及効果だ。雰囲気や商品政策の差から、百貨店側が手をこまねいていれば、波及効果は非常に小さいだろう。といって、既存の得意客まで離反させては失策だ。賃貸期間は百貨店建て替えまでの限定的なものだが、松坂屋の将来の顧客づくりにかかわる問題だ。苦境にある百貨店業界に共通の課題という側面もある。

■詳細は有料の「日経消費ウオッチャー」オンライン・データベース

価格250円のトップス、100円のネックレスなど
販売目標非公表
発売4月29日
営業時間午前10時30分~午後9時
店舗面積3071平方メートル
扱い商品婦人服、紳士服、子供服、靴、アクセサリー、ランジェリーなど

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