2019年2月19日(火)

シーラカンスをX線CT撮影、GEヘルスケア
2011年12月オープンの水族館で撮影画像を展示

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2011/9/20付
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撮影に使用したX線CT装置は、GEヘルスケア・ジャパンの最上位機種「Discovery CT750HD」。1回転で64枚の画像を撮影できる、いわゆる64スライスの機種である。幅0.625mmの間隔で断層撮影できるため、今回は体長約170cmのシーラカンスの断層像を約2700枚分撮影した。

撮影した断層像。丸く見えているのが脊柱である

撮影した断層像。丸く見えているのが脊柱である

撮影した断層像からは、シーラカンスの最大の特徴である「脊柱」がハッキリと確認できた。日本のシーラカンス研究の第1人者で、同ミュージアムの館長を務めるブルーコーナー 代表取締役の石垣幸二は、「シーラカンスは生物の進化の象徴的存在。X線CT画像を利用することで、脊柱など他の生物との違いを分かりやすく説明できる」とした。

画像再構成によって処理した画像。脊柱がはっきり確認できる

画像再構成によって処理した画像。脊柱がはっきり確認できる

なお、今回撮影したシーラカンスは、1980年代に日本シーラカンス学術調査隊がアフリカ・コモロ諸島で捕獲した5個体のうちの1体。同ミュージアムでは、その際に撮影されたシーラカンスが釣り上げられるシーンや遊泳シーンなども上映されるという。

画像再構成によって処理した画像

画像再構成によって処理した画像

(日経エレクトロニクス 兼 デジタルヘルスOnline 小谷卓也)

[デジタルヘルスOnline 2011年9月16日掲載]

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