「SNSゲームは作ってからが始まり」、キーマン3人が語る

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2011/9/20付
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 2011年9月15日から千葉・幕張メッセで4日間開催された「東京ゲームショウ2011(TGS2011)」。幕張メッセ内の国際会議場では、「新ゲームプラットフォーム=SNSが切り開く未来と現実」と題して、主要SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)プラットフォームのキーマンである、グリーの東明宏部長、ミクシィの安部聡マネージャー、アマツの澤紫臣取締役CCO(Chief Creative Officer)の3人がSNSゲームやSNSプラットフォームについて語った(写真)。

 SNSゲームとは、SNSを利用して友人とプレイするオンラインゲームのこと。また、SNSプラットフォームはSNSゲームが稼働するプラットフォームで、メッセージ機能やグループ(クランやギルドとも呼ばれる)作成機能、アイテムトレード機能、ランキング機能などを提供する。

■作って終わりではなく、作ってからが始まり

 SNSゲームを作りたい人に向けたアドバイスを挙げてもらったところ、「どんなによいSNSゲームが作成できても、運用ノウハウがないと大変なことになる。とりわけインフラのエンジニアが必要」と3人は語った。SNSゲームは、従来のパッケージゲームのようにリリースすれば終了ではない。ユーザーが飽きないように、またコンテンツを楽しめるように、常に新機能や新サービスを追加していかなければならない。

 グリーの東部長は、「リリースしてからが本当の勝負。ユーザーの意見を取り入れて改善を繰り返していくPDCAサイクルが重要」とゲームの機能を追加する重要性を挙げた。継続して遊んでもらうにはどうすればよいのか、といったノウハウも社内に蓄積しているという。

 アマツの澤取締役は、新会社を立ち上げる際の話を引き合いに出し「ゲームのリリース時の負荷やデータベースのチューニングなどの運用のコツが分かっている人がプロジェクトにいないと後々悲惨なことになる。SNSゲームは運用がすべて。今の会社を立ち上げる際にも、運用経験者をメインに採用した」という。ミクシィの安部マネージャーも、「初めてゲームを作成する会社と打ち合わせた際には、インフラのエンジニアがいた方がよいとアドバイスしている」と話す。

スマートフォンへの対応を強化

 今後のSNSゲームを語る上で欠かせないのがスマートフォンの普及だ。SNSプラットフォームを提供する各社は、スマートフォン対応を進めている。ミクシィの安部マネージャーは、「クロスデバイスで稼働するプラットフォームを提供する」と話す。普及が進むスマートフォンに対応するため、米Appleの「iOS」に向けたSDK(Software Development Kit)を提供する。現在は、Appleの審査待ちだという。

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