2019年5月27日(月)

アップルに迫るか 「ウィンドウズ8」のタッチ操作を試す
フリーライター 竹内 亮介

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2011/9/17 7:00
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米マイクロソフトは現地時間9月13日から16日にかけ、ソフトウエア開発者向けイベント「BUILD Windows」をカリフォルニア州アナハイムで開催した。この中で、2012年に発売予定の次期OS(基本ソフト)「ウィンドウズ8」の機能をチェックできる開発者向けバージョン「Windows 8 Developer Preview」(ウィンドウズ8DP)を公開した。今回はこのウィンドウズ8DPを使って、画面周りや操作感がウィンドウズ7からどう進化したかを検証してみた。

「ウィンドウズ8」のスタート画面は四角いパネルが並ぶユーザーインターフェース「メトロ」になる

「ウィンドウズ8」のスタート画面は四角いパネルが並ぶユーザーインターフェース「メトロ」になる

ウィンドウズ8DPは、ベータ版よりも前の開発バージョン。ユーザー認証やID登録なしでマイクロソフトのウェブサイトからダウンロードできるが、新機能がどう動くのかを開発者にチェックしてもらうことが目的のバージョンなので、一般ユーザーが自分のパソコンにインストールして試してはいけない。どんなトラブルが発生するかわからない。

■スタート画面は「メトロ」で

公開されているのは英語版の32ビット版と64ビット版、開発者向けの64ビット版の3種類。今回は英語版の64ビット版を、レノボのモバイルノートパソコン「ThinkPad X200Tablet」にインストールして試した。

ウィンドウズ8DPは、マイクロソフトのサイトからダウンロードできる

ウィンドウズ8DPは、マイクロソフトのサイトからダウンロードできる

パソコンのCPU(中央演算処理装置)は「Core 2 Duo SL9600(動作周波数は2.13ギガヘルツ)」で、メモリーは4ギガバイト、ストレージは128ギガバイトの半導体ディスク(SSD)だ。グラフィックスはチップセット「Mobile Intel GS45」の内蔵機能を利用している。

現行のノートパソコンに比べて仕様は2世代古い機種だが、ウィンドウズ7は快適に動作する。液晶ディスプレーは12.1型ワイドで、マルチタッチとペン入力の両方に対応する静電容量式タッチパネル機能を内蔵する。

早速、インストールしてみた。導入作業の内容自体はウィンドウズ7の場合と変わらないが、インストール直後は、デバイスドライバーといった制御ソフトなどがいくつか足りない状態で、タッチパネルも機能しなかった。しかしウィンドウズアップデートをかけると、足りない制御ソフトが自動的にインストールされ、再起動後にはタッチパネル機能も有効になった。

「ThinkPad X200Tablet」にウィンドウズ8DPをインストールして検証。マルチタッチ対応の液晶でメトロの操作感を試した

「ThinkPad X200Tablet」にウィンドウズ8DPをインストールして検証。マルチタッチ対応の液晶でメトロの操作感を試した

最初に表示されるスタート画面には、大小の四角いパネルが組み合わされた「メトロ」と呼ばれるユーザーインターフェースが表示される。同社のスマートフォン(高機能携帯電話)用OS「Windows Phone7」でも採用されている新しいインターフェースだ。

画面の四角いパネルをタッチするとアプリがフルスクリーン状態で起動。「ウィンドウズキー」を押すと、スタート画面に戻る。スマートフォンでは「ホームボタン」でホーム画面に戻るが、同じ動作といえる。アプリを「閉じる」「開く」といったウィンドウズでは当たり前の作業が不要な点もスマートフォンと同じである。

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