東京~新大阪、新幹線61本運休 台風で空路も欠航
台風18号の影響で近畿から関東にかけての広い範囲で、16日朝から新幹線の運休や空路の欠航が相次いだ。
午前11時現在、JR東海は雨量や風速が規制値に達したとして、東海道新幹線の新富士―静岡間の上下線で運転を見合わせた。同日朝からは岐阜羽島―京都間と掛川―浜松間も一時運転を取りやめた。これに伴い、運転本数を減らすため、東京―新大阪間の全区間運休を含め、上下線で計61本が運休した。
また、JR東日本も熊谷駅(埼玉県熊谷市)付近の突風で線路に散乱したトタンの除去作業のため、上越、長野新幹線の熊谷―本庄早稲田間で一時運転を見合わせた。
空路では午前11時現在で、日本航空が羽田空港などを発着する国内線185便の欠航を決定。全日空も羽田発着便を中心に国内線195便の欠航を決めた。
首都圏の鉄道では、JRが東海道線や中央線、常磐線の一部区間で運転を見合わせたほか、ほかの在来線でも本数を減らして運行するなどした。特急列車でも運休が続出した。〔共同〕
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