2018年11月18日(日)

羽生結弦、空前のフィギュアブームの申し子

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2014/2/17 7:00
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金メダルを胸に喜ぶ羽生=写真 柏原敬樹

金メダルを胸に喜ぶ羽生=写真 柏原敬樹

世界で最もフィギュアスケートの人気がある国は現在、間違いなく日本だろう。米国では「熱狂的で、日本選手を全メディアが追いかける。日本で最も人気のあるスポーツ」と紹介されていた。空前のフィギュアブームの恩恵を受け、才能を伸ばしていったのが19歳の金メダリスト、羽生結弦(ANA)といえる。

トップ選手ら世界中から続々と

フィギュアの日本の金メダリスト2人は、ともに仙台市のリンクが生んだ。幼少時代から仙台で過ごした荒川静香が2006年トリノ五輪で金メダルを獲得したとき、仙台生まれの羽生は11歳で小学5年生。ジュニアの下のカテゴリー、ノービス選手にすぎなかった。

トリノ五輪シーズンは、五輪出場資格のない浅田真央(中京大)が15歳でグランプリ(GP)ファイナルを制し、世界のフィギュア界に旋風を巻き起こした年でもある。相乗効果でトリノ五輪後、日本にブームが到来した。

本場である米国の人気は下がる一方、アイスショーが次々と打ち切られたころだった。6月から9月まで毎月、ショーのある日本に、トップクラスの選手が世界中から続々とやってきた。

全種目のトップ演技見るチャンス

恐らく現在、日本ほど全種目のトップ演技を見るチャンスがある国はないだろう。羽生が憧れたエフゲニー・プルシェンコ(ロシア)、トリノ五輪男子銀メダリストのステファン・ランビエル(スイス)をはじめ、アイスダンスやペアの世界トップ選手、羽生のソチ五輪ショートプログラム(SP)を振り付けたトリノ五輪銅メダリストのジェフリー・バトル(カナダ)、エキシビションを振り付けたカート・ブラウニング(カナダ)ら往年の名選手まで共演している。

日本には荒川がいて高橋大輔(関大大学院)、小塚崇彦(トヨタ自動車)、織田信成、浅田、安藤美姫という現役の世界トップクラスもいた。

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