2019年3月19日(火)

駅全域で無線LAN JR東、構内に共通回線を整備
まず東京駅で導入へ

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2013/2/15 19:44
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東日本旅客鉄道(JR東日本)は駅構内の通信や防犯カメラなど複数のシステムを統合する次世代ネットワークを導入する。これまで個別に構築・運用していた各システムを共通のネットワークで統合。駅構内全域で高速無線通信が利用できるようになるほか、同社が電車の遅延情報などを乗客のスマートフォン(スマホ)などにリアルタイムで配信できる。2~3年後をメドにまず東京駅での導入をめざす。

駅の最新の情報を直接ユーザーのスマートフォンなどに配信できる

駅の最新の情報を直接ユーザーのスマートフォンなどに配信できる

JR東が14日から都内で開いた技術開発展示会で発表した。新たに導入するネットワークは「オープンフロー」と呼ばれる次世代通信制御技術を活用。構内放送用の装置、防犯カメラ、時刻案内表示機器などのシステムを統合し、一括して制御・管理する。新たなネットワークは既存の各システムに悪影響を与えず、設備ごとに安全性の高い通信経路が構築できるという。新ネットワーク基盤構築への投資額は数億円を見込む。

同社はこれまで駅構内のデータ通信や防犯カメラなどのシステムを別々に構築・運用していた。このため「個々のシステムごとに使用するケーブルが膨大で、保守にも手間がかかっていた」(JR東日本・東京電気システム開発工事事務所の情報制御調査グループの杉山英充氏)という。

共通ネットワークにより駅構内の様々な設備やシステムを一括制御する

共通ネットワークにより駅構内の様々な設備やシステムを一括制御する

新ネットワーク導入により駅の利用者に提供する高速無線通信の利用環境が大幅に広がる。現在は公衆無線LAN(Wi-Fi=ワイファイ)が自動販売機やキオスク周辺、店舗エリアなど駅の一部で利用できるが、新ネットワーク導入後は駅構内全域で使えるようになる。

2013年度中にまず東京駅で実証実験を実施し、2~3年後をメドに導入。以後、対応駅を順次増やす考えだ。

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