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全世界のモバイルデータトラフィック、2016年には現在の18倍に

図1 モバイルインターネット通信のデータトラフィック(Cisco Systemsによる予測)

米Cisco Systemsが現地時間2012年2月14日にまとめたモバイルインターネットに関する調査結果によると、2016年に全世界におけるモバイルインターネット通信のデータトラフィック量は現在の18倍に拡大し、月平均10.8E(エクサ=テラの100万倍)バイトに達する見通し(図1)。年平均では130Eバイトとなり、DVDに換算すると330億枚、MP3音楽ファイルでは4300兆曲、SMSメッセージでは81京3000兆件に相当する。

Ciscoは、モバイルデータトラフィックの爆発的な増加を招く主な要因として、インターネットに接続するモバイルデバイス(コネクテッドデバイス)の急増を挙げる(図2)。2016年には、M2M(machine-to-machine)型モジュールの約20億台を含めると、コネクテッドデバイスの数が100億台を超え、73億人と見込まれる世界の人口をはるかに上回る。

図2 モバイルデバイス別のトラフィック(Cisco Systemsによる予測)

2016年にはモバイルユーザーの60%(30億人)が月平均1Gバイト以上のモバイルデータトラフィックを生み出すと見られるが、2011年におけるそのようなモバイルユーザーの割合はわずか0.5%だった。この驚異的な増加は、スマートフォンやタブレット端末など、より高速なネットワークでより多くのアプリケーションにアクセスするデバイスの普及を反映している。

今後5年にわたる世界モバイルデータトラフィックの年平均成長率は78%で、2015~2016年における増加量は2012年のモバイルデータ全体の約3倍にあたる。最も急速に伸びる地域は中東およびアフリカと見られ、年平均成長率104%で拡大するとみている。

またCiscoによると、モバイルインターネット市場は同社の予測より速く成長しているという。同社が2011年2月に発表した調査結果では、2011年に世界モバイルデータトラフィックが前年比131%増加すると予測していたが、実際の成長率は推計133%だった。

[ITpro 2012年2月15日掲載]

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