2018年12月18日(火)

51歳以上の監理技術者が2割超、工事現場の高齢化深刻に

2013/5/15付
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日本建設業連合会は、会員企業の監理技術者の高齢化が進行している状況などを調べたアンケート調査の結果をまとめた。日建連会員の監理技術者の年齢構成を明らかにしたのは初めて。調査結果は2013年5月1日に発表している。

5月14日から6月7日まで全国9地区で開催する国土交通省の地方整備局や都道府県など発注機関との意見交換会で問題提起する。

アンケート調査は、日建連の契約制度研究委員会に所属する21社を対象に、2012年10月から11月にかけて実施。2012年9月末時点の監理技術者の年齢構成などを尋ねた。

(資料:日本建設業連合会)

(資料:日本建設業連合会)

調査の結果、現場に配置されている監理技術者は、51歳以上が全体の23%を占めた。工種別の監理技術者の年齢構成を見ると、現場数が限られているダム工事と、特殊な工事のために技術伝承が難しいとされる樋門・樋管・水門・堰(せき)工事で、51歳以上がそれぞれ3割を超えた。

トンネル工事やシールド・推進工事、橋梁下部工事といった一般的な工種でも、51歳以上がともに2割に達した。

(資料:日本建設業連合会)

(資料:日本建設業連合会)

日建連では、「監理技術者の高齢化と固定化が進行しており、このままの状態が続けば、多くの工種で人材が不足する事態が懸念される。専任制、配置、実績など、監理技術者の要件を抜本的に見直す必要がある」としている。

(日経コンストラクション 谷川博)

[ケンプラッツ2013年5月14日掲載]

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