2019年6月16日(日)

トヨタ、PHVやEV向け非接触充電システムの実証実験

2014/2/14付
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図1 トヨタ自動車が実証実験を開始する非接触充電システム

図1 トヨタ自動車が実証実験を開始する非接触充電システム

トヨタ自動車は、プラグイン・ハイブリッド車(PHEV)や電気自動車(EV)など電気を使う車両向けの非接触充電システムを開発し、2014年2月下旬から愛知県内で実証実験を開始する(図1)。非接触充電システムの実用化に向けた技術開発に生かす計画。

同県に住むPHEVの所有者の自宅などで3台の車両を使い、当面は実証実験を1年間続けるという。これにより、充電システムの満足度や利便性、駐車の位置ズレ量の分布、充電頻度などを検証する。

図2 駐車支援機能。ナビ画面上に送電側コイルの位置を表示する

図2 駐車支援機能。ナビ画面上に送電側コイルの位置を表示する

新しい充電システムの充電方式は磁界共鳴方式。地面に設置したコイル(送電側コイル)と車両に搭載したコイル(受電側コイル)の両コイル間における磁界の共鳴現象を利用して車両側に電力を供給する。

電磁波による周辺機器などへの影響を抑制するとともに、送電側コイルは車両の乗り上げに耐えられる構造とするなど、実用化を視野に入れた設計を施した。加えて、最適な車両の位置合わせをガイドするために、駐車場に設置した送電側コイルの位置をナビ画面に表示する駐車支援機能も盛り込んだ(図2)。

使用周波数は85kHzで、入力電圧は交流(AC)200V。充電電力は2kWで、充電時間は約90分。

(日経ものづくり 近岡裕)

[Tech-On! 2014年2月13日掲載]

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