タブレットにもなるスマホ SIMフリーで事業者問わず エイスース「パッドフォン2」

2013/3/19 7:00
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エイスースの「パッドフォン2」

エイスースの「パッドフォン2」

エイスースは、タブレットにもなるスマートフォン「パッドフォン2」を1月12日に発売した。タブレットにするときは本体(スマホ)をステーションにスライドさせてはめ込んで使う。

本体は通信回線の契約者情報などを記憶したSIMカードを入れて使う方式で、通信事業者(キャリア)を問わずに使える。通話は本体だけで連続16時間可能。ステーションは10.1型ディスプレーを搭載。スマホ上の動画やゲーム、電子書籍などを、そのままタブレットで楽しめる。

バッテリーはスマホ、ステーションの両方にあり、合体時にスマホの充電が不十分な場合はステーションからスマホに電流が流れる。合体時の重さも649gで、一般のタブレット並みだ。実売価格は7万9800円程度、販売目標は非公表。

【日経産業地域研究所研究員の視点】

台湾HTCの「HTC J バタフライ」をベンチマーク商品として採点した(ベンチマーク商品の概要は下記)

台湾HTCの「HTC J バタフライ」をベンチマーク商品として採点した(ベンチマーク商品の概要は下記)

今回の製品は、スマートフォンである本体をステーションに差し込むとタブレットとして使える。ディスプレーは4.7インチから10.1インチへと変わる。これまではスマートフォンとタブレットの2台持ちというユーザーも多かったが、パッドフォン2ならば1台で済む。

デザインはゼンブックで好評だった渦巻き状のヘアライン。本体の厚さは最も薄いところで3.3mm、最も厚いところで9mmだ。合体時の重さは649gで、通常のタブレットと変わらない。

クアルコムのスナップドラゴンを搭載しており、性能は高い。バッテリーは本体が2140mAh、ステーションが5000mAhで、合計7140mAhになる。バッテリー寿命は合体時には約2.5倍になる。

本体のディスプレーはハイビジョンIPSで、輝度は屋外でもきれいな550nitsだ。タッチ操作は高感度で、スムーズだ。コーニング社のフィットガラスを採用しており、傷が付きにくく、指紋も付きにくい。

カメラは1300万画素で、100枚の連続撮影が可能だ。動画も720pで60fpsで撮影できる。皮膚がきれいに写る、目を強調する、皮膚を調整する、小じわを取るといった豊富なカメラ機能がある。

鮮明な音質をつくる「ソニックマスター」を搭載している。アプリとデータのバックアップ機能、単語や文章のインスタント翻訳機能もある。「スーパーノート機能」を使って、メモを気軽に作成できる。

SIMフリーが特徴で、同様なコンセプトの製品が増えると、キヤリアのSIM解除の動きが広がる可能性がある。

価格実売7万9800円程度
販売目標非公表
発売1月12日
ディスプレー本体は4.7型(解像度1280×720)、ステーションは10.1型(同1280×800)
CPUスナップドラゴンS4プロAPQ8064(1.5GHz)
メーンメモリー2GB
ストレージ64GB
OSアンドロイド4.1.1
カメラ本体:120万画素(フロント)、1300万画素(バック)、ステーション:100万画素(フロント)
通信W-CDMA(DC-HSDPA)、無線LAN(IEEE802.11a/b/g/n)、ブルートゥース4.0
連続通話時間/連続待受時間16時間(本体)、36時間(合体時)/336時間(本体)、800時間(合体時)
充電時間2.8時間(本体)、3.6時間(ステーション)
大きさ/重さ68.9×137×9mm(本体)、263×180.8×10.4mm(ステーション)/約135g(本体)、約514g(ステーション)

【ベンチマーク商品】

台湾HTCの「HTC J バタフライ」(通信会社はKDDI)。2012年12月9日発売。実売7万8120円程度(新規・一括)。ディスプレー5.0型(解像度1920×1080)。CPUはMDM9615+APQ8064(1.5GHz)。メーンメモリー2GB。ストレージ16GB。OSはアンドロイド4.1。カメラは210万画素(フロント)、800万画素(バック)。通信は、4G・LTE、WINハイスピード、無線LAN(IEEE802.11a/b/g/n)、ブルートゥース4.0・BLE、赤外線通信。連続通話時間750分。連続待受時間270時間(4G・LTE)、360時間(3G)。充電時間170分(2.8時間)。大きさ71×143×9.2mm。重さ140g。

「新製品ウオッチャー」では、日経産業地域研究所が選んだ注目の新製品を、同業他社や販売店の担当者、評論家など3~5人の専門家が評価。新規性など12項目で競合製品(ベンチマーク商品)と比べた優劣を「非常に優れる」(6点)から「同等」(3点)、「非常に劣る」(0点)までの7段階で各専門家が採点し、その平均を算出しています。

■より詳しく知りたい方は「日経消費ウオッチャー」オンライン・データベース(有料)で

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