東京未来地図 目玉開発続々、「五輪特需」で湾岸ブーム
五輪で変わる東京(1)

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2014/2/20 7:00
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図2  五輪でバレーボールの会場となる有明アリーナ(地図AのB-2)の整備イメージ。有明には複数の五輪競技会場が集まる(資料東京2020オリンピック・パラリンピック招致委員会、以降特記以外は同じ)

図2 五輪でバレーボールの会場となる有明アリーナ(地図AのB-2)の整備イメージ。有明には複数の五輪競技会場が集まる(資料東京2020オリンピック・パラリンピック招致委員会、以降特記以外は同じ)

東京五輪のコンセプトは「コンパクトな開催計画」。その中心は、晴海に建設予定の選手村だ(地図AのA-2)。

招致委員会の立候補ファイルでは、選手村から半径8kmに五輪施設の85%を集中させると強調。競技会場となる37施設のうち湾岸部だけで21施設が集まる(図2、図3)。

選手村には、多くの不動産関係者が熱視線を送る。招致委員会が、選手村の大半を民間事業者が整備する方針を掲げたからだ。

図3 五輪の37施設中21施設が湾岸部に集中。五輪競技会場となる37施設のうち21施設(赤字)が、有明などの湾岸部に集まる。選手村や国際放送センター(東京ビッグサイト)など競技会場以外の五輪施設も湾岸に位置する

図3 五輪の37施設中21施設が湾岸部に集中。五輪競技会場となる37施設のうち21施設(赤字)が、有明などの湾岸部に集まる。選手村や国際放送センター(東京ビッグサイト)など競技会場以外の五輪施設も湾岸に位置する

■44万平方メートルの巨大住宅地が誕生

選手村の敷地は約44万平方メートル。主にスタッフが使用する運営ゾーン(東側)と、五輪選手の居住ゾーン(西側)とに分かれる。このうち、運営ゾーンは仮設施設として整備し、居住ゾーンは恒久施設とする(図4)。

図4 選手村は44万平方メートルの巨大な街。左は選手村の整備イメージ。開発は民間事業者が担うので、設計は別途行われる。右は選手村のゾーン分け。大きく西側の居住ゾーンと東側の運営ゾーンに分かれ、居住ゾーンは五輪後に住宅となる。南北を貫く環状2号線がBRT(バス高速輸送システム)の路線となる予定だ

図4 選手村は44万平方メートルの巨大な街。左は選手村の整備イメージ。開発は民間事業者が担うので、設計は別途行われる。右は選手村のゾーン分け。大きく西側の居住ゾーンと東側の運営ゾーンに分かれ、居住ゾーンは五輪後に住宅となる。南北を貫く環状2号線がBRT(バス高速輸送システム)の路線となる予定だ

居住ゾーンは五輪開催後に、住宅として転用する。猪瀬直樹前東京都知事はIOC総会のプレゼンテーションで、選手村を「過去数十年で最大級の住宅開発だ」と説明した。

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