2019年2月20日(水)

世界最長の全自動無人運転システム「ドバイメトロ」が完成
日本4社とトルコ1社が建設

2011/9/12付
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アラブ首長国連邦(UAE)のドバイに,三菱重工業と三菱商事,大林組,鹿島,トルコYapi Merkezi Insaat Ve Sanayi A.S社の5社が共同で,建設していた全自動無人運転鉄道システム「ドバイメトロ」の第2期工事分である「グリーンライン」が完成し,2011年9月9日に開業した。

ドバイメトロの運行風景

ドバイメトロの路線図

今回開通したのは,人口密集地帯であるクリーク周辺の旧市街地を走る全長23kmの路線で,当面は未開業駅2駅を除く18駅で営業運転を行う。2009年9月に開業したレッドラインと2駅で接続し,ドバイの都心部を網羅する。

ドバイメトロは,総延長75kmに及ぶ都市交通システムで,ドバイ空港と海沿いの開発地域を結ぶ第1期工事分のレッドラインと,今回開業したグリーンラインからなる。無人運転の鉄道システムとしては世界最長になるという。急激な人口増加に伴うドバイの交通渋滞解消に大きな役割を果たすと期待されている。

日本企業とトルコ企業からなる5社連合が担当したのは,全自動無人運転の鉄道システム一式と関連の土木・建設工事である。2005年8月の第1期工事着工以降,車両,無人自動制御システム,受変電設備,軌道設備を含む鉄道システム一式の供給を三菱重工と三菱商事が担当,トンネルや高架,駅舎などの土木・建設工事を大林組と鹿島,Yapi Merkeziの企業連合が手掛けた。6年間にわたる建設工事がこのほど完了し,契約工期内に開業できたという。

発表によれば,中東諸国では,ドバイに続き,カタールやアブダビ,サウジアラビアなどで鉄道網を整備するプロジェクトが計画されるなど,今後も多くの新規案件が検討されている。三菱重工や三菱商事らは今回の実績をもとに,これら案件に対しても積極的に取り組んでいくとする。

(Tech-On! 小島郁太郎)

[Tech-On!2011年9月12日掲載]

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