セル生産や接客、医療の「限界」 iPadで突破
ポストPC時代(3)
[有料会員限定]
ビジネスの現場にあった業務の「限界」を、米アップルの「iPad」や韓国サムスン電子の「Galaxy Tab」などタブレット端末で打ち破る。三菱重工業ではセル生産の限界をiPadで突破。大成建設は工事現場での図面や工程表の閲覧を、全日本空輸(ANA)は機内での業務マニュアルの閲覧を容易にして業務効率を改善。佐賀県では急患の搬送時間を大幅に短縮できた。情報の作成よりも閲覧を主眼にした、タブレット端末やスマートフォンといった「ポストPC(パソコン)」端末。前回(連載第2回)紹介した「売り場」でのスマートフォン活用事例に続き、今回は「製造/工事現場」「乗り物」「医療現場」のシーン別にタブレット端末による最新情報活用事例に迫る。...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り3951文字
関連企業・業界
関連キーワード