2019年4月19日(金)

全部入りでスタイリッシュなスマホ 女性に受けそう ソニーモバイルコミュニケーションズ「エクスぺリア AX SO-01E」

2012/12/14 7:00
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ソニーモバイルコミュニケーションズの「エクスぺリア AX SO-01E」(通信会社はNTTドコモ)

ソニーモバイルコミュニケーションズの「エクスぺリア AX SO-01E」(通信会社はNTTドコモ)

ソニーモバイルコミュニケーションズはスマートフォン「エクスペリア AX SO-01E」をNTTドコモに供給、ドコモが11月16日に発売した。KDDI(au)からも基本仕様は同等の「エクスペリア VL SOL21」が11月2日に発売されているが、今回は発表時期の早かったドコモ機を評価対象として取り上げた。

本体は軽く薄く、弧を描く洗練された「アークフォルム」を採用、手にしっくりと収まり、快適に操作ができる。約4.3型の高精細液晶に「モバイルブラビアエンジン2」を新たに搭載、映像や写真をより美しく楽しめる。

ドコモの高速通信サービスLTE(ブランド名はXi=クロッシィ)に対応しているほか、ワンセグ放送、おサイフケータイ、赤外線通信、防水・防じん機能といった日本仕様も「全部入り」だ。近距離無線通信の国際規格「NFC」にも対応した。スマホを介してパソコンなどをネットに接続できるテザリング機能も備える。

カメラの有効画素数は約1300万画素で、裏面照射型CMOSセンサーで暗めの場所でもきれいに撮影できるほか、夜景や逆光時でもカメラまかせで美しい写真が撮れる「プレミアムおまかせオート」機能も搭載した。ソニーの音質技術を集めた「ウォークマン」アプリケーションも搭載し、より気軽に上質な音楽を楽しめるようにした。

カラーはホワイト、ブラック、ピンク、ターコイズの4色。実売価格は6万円台後半、販売目標は非公表。

【日経産業地域研究所研究員の視点】

アップルの「iPhone(アイフォーン)5」をベンチマーク商品として採点した(ベンチマーク商品の概要は下記)

アップルの「iPhone(アイフォーン)5」をベンチマーク商品として採点した(ベンチマーク商品の概要は下記)

ドコモの「AX SO-01E」は今夏の「GX SO-04D」の主要なスペックを踏襲しながら、画面を4.3型とやや小さくしたうえで、防水・防じん機能などの日本仕様を「全部入り」としたモデル。高速通信サービスLTEやテザリングにも対応しており機能は高いが、冬商戦では端末全体の性能が上がっているため、「スタンダード系の上級モデルという位置づけ」(IT専門家)だ。

アップルのiPhone5との比較では、アピール度でややエクスペリアが不利との指摘もある。iPhone5は画面が4型とより小さいこともあるが、より軽く薄く、大幅な進化が伝わるなどの声があった。

ただ、通信事業者をドコモから変更しないユーザーで、クアッドコアCPUなど一段上の性能を優先するのでなければ、エクスペリアシリーズで日本仕様を全部入りとした「アクロ」の豊富な機能と、「アークフォルム」のデザインの良さを併せ持った使いやすいモデルといえる。本体カラーも4色を用意、女性中心にヒットする可能性が高いとの見方もある。

周辺機器ではエクスペリアをかざすだけで、NFC機能などで接続し、音楽を簡単に再生できる小型・丸型の「ワイヤレススピーカーシステム SRS-BTV5」(ピンクなど5色)が売れている。

技術面でも、ディスプレーは通常、表面のガラスと液晶パネルの間にタッチパネルを挟んだ3層構造なのが、エクスペリアではガラスにタッチセンサーの電極を形成し、タッチ精度を向上させつつ、従来より約20%薄くした「カバー・ガラス一体型」の薄型ディスプレーを採用。一方、iPhone5は液晶パネルにタッチセンサーの電極を内蔵した「インセル型」でタッチ精度の向上と薄型化を実現した。両者ともパネル業界の勢力図を変えるインパクトのある最新技術とされており、どちらが今後主流になるか注目されているようだ。

本体色などがやや異なるKDDIの「エクスペリア VL SOL21」はau内でまさに直接iPhone5と競合する。ドコモとauそれぞれの新製品の売れ行きが、エクスペリアのブランド力や、日本仕様のニーズの度合いを示すことになりそうだ。

価格実売6万円台後半
販売目標非公表
発売11月16日
OS米グーグル「アンドロイド4.0」
CPUMSM8960 デュアルコア(1.5GHz)
内蔵メモリー(ROM/RAM)16GB/1GB
画面サイズ約4.3型液晶(解像度1280×720)
連続通話/連続待ち受け約7時間40分(3G)/約480時間(3G)、350時間(LTE)
バッテリー容量1700mAh
カメラメーン:有効画素数約1300万CMOS、サブ:同約31万CMOS
サイズ、重量幅約65×高さ129×厚さ8.7~10.8mm、約120g

【ベンチマーク商品】

アップルの「iPhone(アイフォーン)5」(通信会社はソフトバンクモバイル、KDDI)。前機種に比べ本体を縦長にし、画面を4型とやや大きくしながら、18%薄く、20%軽く仕上げた。最新半導体「A6チップ」や薄型で高精細の液晶「レティーナディスプレー」を採用、これまで最も薄型・軽量としつつ、映像などの処理速度は従来の2倍とした。高速通信サービスLTEにも対応。

本体は酸化皮膜処理を施したアルミニウム製で、ダイヤモンドによるカットで面取りしたエッジやガラス素材を組み合わせ、仕上がりの美しさや手になじむフィット感を実現した。カメラは800万画素でパノラマ撮影が可能で、ビデオの撮影中に写真を撮ることもできる。耳になじむ形を追求した新型イヤホンも同梱(どうこん)した。

OSは最新の「iOS6」を搭載、200以上の新機能を用意した。スマホを介してパソコンなどをネット接続できるテザリング機能は、KDDIが販売するiPhone5では9月21日から、ソフトバンクは12月15日から使える。

容量は16GB、32GB、64GBの3種類。連続通話は最大8時間(3G)、連続待ち受けは最大225時間。インターネット利用時の電池駆動時間はLTEと3Gで最大8時間、Wi-Fiで最大10時間。幅約58.6×高さ123.8×厚さ7.6mm、約112g、本体色はブラック&スレート、ホワイト&シルバー。9月21日発売、価格は5万1360~7万2000円(ソフトバンク)、6万1680~8万2320円(KDDI)。

「新製品ウオッチャー」では、日経産業地域研究所が選んだ注目の新製品を、同業他社や販売店の担当者、評論家など3~5人の専門家が評価。新規性など12項目で競合製品(ベンチマーク商品)と比べた優劣を「非常に優れる」(6点)から「同等」(3点)、「非常に劣る」(0点)までの7段階で各専門家が採点し、その平均を算出しています。

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