民主「原発ゼロ」提言、4分の3が評価せず
クイックVote第100回解説 編集委員 大石格

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2012/9/12 6:00
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民主党のエネルギー環境調査会が打ち出した「2030年代に原発稼働ゼロ」との提言をどう思うか。電子版読者の4分の3が「評価しない」と答えました。電気料金値上げを懸念する意見も8割を超えました。民主党が掲げるエネルギー政策の考え方に対し、読者が強い不安を抱いていることが浮き彫りになりました。

原発ゼロ社会を目指すとの民主党提言を「評価しない」という方の意見は大きく2つに分かれます。一つは「原発は必要」との見方で、もう一つは、方針の決め方がおかしいとの意見です。

原発は必要だという立場からは次のようなコメントが寄せられました。

○地球温暖化の問題を全世界で考えるべきだ(62歳、男性)

○安全を確保しながら、原発を利用すべきである(53歳、男性)

二酸化炭素(CO2)の排出が昨今の異常気象の要因であるとの見方もあるなかで、原発依存度を大きく下げるのは問題があるとの指摘です。

太陽光や風力など再生可能エネルギーの拡大に時間がかかるなかで原発の比率を下げれば、当面は火力発電に頼らざるを得ません。火力発電の効率上昇を見込んでも、CO2の排出増は避けられないので、安全に動かせる原発はできるだけ動かすべきだとの意見です。

民主党のエネルギー政策の決め方に疑問を投げかけるコメントは以下の通りです。

○超短期にゼロにするのは雇用や産業への影響が大きい(43歳、男性)

○詳細な調査や分析などの裏付けがない(55歳、男性)

「間もなく政権を失うことがわかっているから、こんな提言ができる」(51歳、男性)という冷めた見方もありました。今回の提言を「明らかに人気取り」(41歳、女性)と断じる声もありました。65歳の男性は「(民主党は)信用できない党だ」と訴えます。

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