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「米経済は穏やかなペースで拡大」 米地区連銀報告

【ワシントン=岩本昌子】米連邦準備理事会(FRB)が11日に発表した地区連銀経済報告(ベージュブック)は、総括判断で「2月半ばから3月終盤までの米経済は、緩やかまたは穏やかなペースで拡大が続いている」と指摘した。

アトランタ地区など5地区が穏やかなペースでの経済拡大を報告。クリーブランド地区など2地区では緩やかな経済成長。ニューヨーク地区では経済成長がやや上向き、フィラデルフィア地区など2地区では景気が改善していっている。ミネアポリス地区では経済はしっかりとしたペースで成長。カンザスシティー地区では経済拡大のペースがより速まった。

製造業は大部分の地区で拡大が続き、特に自動車及びハイテク産業が伸びている。多くの地区が楽観的な短期成長見通しだが、石油価格の上昇をやや懸念している。

小売り売り上げは異常な暖冬が多くの地区で販売を後押ししたため良かった。新車販売は全米各地で堅調。個人消費は短期的には心強い見通しだが、数地区ではガソリン価格の上昇のため今後数カ月は支出を制限することになるのではないかと懸念している。

住宅市場は大部分の地区でいくらかの改善がみられた。多くの地区がアパートや高齢者向け住宅を含む集合住宅建築の拡大を報告した。

商業用不動産はほとんどの地区で増加または現状維持。

金融市場では大部分の地区で安定した状態を保っている。ローン需要は穏やかに増加。商工融資への需要は全般的に横ばい。

非金融サービス業では、専門的サービスへの需要が穏やかまたは力強い成長を示している。輸送量もおおむね多い。

雇用は、多くの地区で横ばいか穏やかに増加。多くの地区が高技能職で適任者を探すのが困難と報告。

全般的な物価上昇は穏やかだが、多くの地区で燃料価格の上昇による輸送コストの上昇を報告している。

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