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成長戦略「決め手」はどこに 読者フォーラム(5)

参院選の選挙戦は最後の週に入りました。アベノミクスを巡る与野党論戦では野党が有効な対案を示せていないという印象です。とはいえ、自民党も既得権益に配慮して踏み込み不足という分野が少なくありません。これで本当に大丈夫なのか。「読者フォーラム」の5回目は、アベノミクスの第3の矢である成長戦略について皆さんのご意見をお聞かせください。

企業の農業参入促進も成長戦略の一つ(印刷物製造の小林クリエイトが静岡県富士市で運営する植物工場)

6月に安倍晋三首相が成長戦略を発表した日。演説終了と同時に株価が急落したのを覚えていますか。株価は織り込み済みなどの判断で下げることもあるので、一概に決めつけられませんが、マーケットが手放しの大歓迎でなかったのは間違いありません。

「下がっちゃったね」。官邸に戻ってきた首相も市場の動きの報告を聞くとがっかりしていたそうです。成長戦略はこれで打ち止めではなく、秋にはさらなる戦略を打ち出す。首相がそう表明したのは2日後のことでした。

すでに打ち出した戦略について自民党にも物足りないという反応はあります。最も多い意見は「ひとつひとつはよい案だが、小泉内閣の郵政民営化のような目玉がないので印象が弱い」というものです。

クールジャパンは政権交代後に初めて出てきた話ではありません。麻生太郎副総理・財務相が首相当時にコンテンツ産業の育成拠点をつくると強調したら、民主党が「国立漫画喫茶か?」と皮肉って……という論戦がありました。

強い農業づくりで安倍首相がよく語る本当においしいリンゴならばアジアの富裕層は1個1000円でも買うという話は小泉純一郎首相もしていました。

交通網を整備して日本をアジアのハブにすることで外国資本を引き付けるというアジアゲートウエー構想なども前に聞いたことがあります。

日本はもはや新たなアイデアを生み出す能力が衰えているのでしょうか。民主党政権よりまし、ではなく、日本を次の次元に引っ張っていく成長戦略を打ち出せるのでしょうか。

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