山中教授のiPS細胞特許、欧州で成立 実用化に弾み

2011/7/11付
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 京都大は11日、同大学の山中伸弥教授が世界で初めて開発した人工多能性幹細胞(iPS細胞)の作製技術に関する特許が、欧州で認められたと発表した。米国では特許取得を争っていたバイオベンチャー企業からすでに権利譲渡を受けており、再生医療や創薬の研究分野で、技術の実用化に弾みがつきそうだ。

欧州での特許が成立したことを受けて記者会見する山中伸弥・京大教授(右)。(11日、京都市左京区の京大)
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欧州での特許が成立したことを受けて記者会見する山中伸弥・京大教授(右)。(11日、京都市左京区の京大)

 山中教授が開発した技術は国内のほか、南アフリカ、シンガポール、ユーラシアで特許が成立しているが、欧米では初めて。

 特許が認められたのは、iPS細胞の作製で、ヒトの体細胞などに三つの遺伝子などを使用する技術。京大は2006年12月に出願し、欧州特許庁の審査を経て、7日付で特許登録決定が通知された。

 特許が認められるのは出願日から20年間。京大は今後、欧州特許条約の加盟国のうち、英国、ドイツ、フランスなど17カ国を対象に登録手続きを進める。

 iPS細胞はさまざまな組織や臓器の細胞になる能力があるとされる。京都大は今年1月、作製方法が類似した米バイオベンチャー企業のアイピエリアンから無償で権利譲渡を受けることで合意し、米国でも特許を得られる公算が大きい。〔共同〕

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