2019年1月22日(火)

アップル、地図・電子書籍アプリをPC向けOS新版に導入

2013/6/11付
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米アップルは現地時間2013年6月10日、パソコン向けOS(基本ソフト)の新版「OS X Mavericks」を発表した。開発者向けプレビュー版を同日公開。一般向けには今秋、「Mac App Store」経由でダウンロード可能にする。

左は、OS Xの新版「OS X Mavericks」の画面。中央と右の写真は、「MacBook Air」の新ラインアップ

左は、OS Xの新版「OS X Mavericks」の画面。中央と右の写真は、「MacBook Air」の新ラインアップ

アップルはOS X Mavericksに、iOS向けに提供している地図アプリ「Maps」や電子書籍アプリ「iBooks」を導入する。MacパソコンからMapsで外出時の経路を調べ、それをiPhoneに送ることができる。iBooksから電子書籍ストア「iBooks Store」の180万タイトル以上のライブラリーにアクセスでき、Macで途中まで読んだ電子書籍を「iPad」で続きから読むといった利用も可能だ。

また、新たにファインダー上のタブおよびタグ機能を提供する。これまで別々に開いていた複数のウインドウを1つにまとめて、タブで表示を切り替えられる。ファイルにタグを付けることでファイル管理を向上し、ファインダーのサイドバーに表示されるタグ項目を選べばタグごとにファイルを表示できる。

バッテリー寿命と反応速度を向上する技術として、CPU(中央演算処理装置)の使用を効率化する「Timer Coalescing」、使っていないアプリによる電力消費を抑える「App Nap」、非アクティブデータのメモリーを自動圧縮する「Compressed Memory」を組み込んだ。

「Safari」ブラウザーは性能の向上を図ったほか、「Twitter」や「LinkedIn」からの興味あるコンテンツを一元的に発見、閲覧、共有できる「Shared Links」機能を搭載した。

新機能「iCloud Keychain」は、Webサイトへのログイン情報、クレジットカード番号、Wi-Fiネットワークのパスワードなどを暗号化して保存する。

「Mac Pro」の次世代モデル

「Mac Pro」の次世代モデル

そのほかアップルは、ノートパソコン「MacBook Air」の新ラインアップも発表した。米インテルの第4世代「Core」プロセッサー(開発コード名「Haswell」)を搭載し、無線LAN規格802.11acをサポートする。11インチモデルはバッテリー寿命が最大9時間、13インチモデルは最大12時間としている。希望小売価格は11インチモデルが999ドルから、13インチモデルが1099ドルから。OSは「OS X Mountain Lion」で、すでに販売を開始している。

さらに同社は、プロ向けデスクトップパソコン「Mac Pro」の次世代モデルについて、内容の一部を明らかにした。最大12コアのインテル製「Xeon E5」プロセッサーを搭載し、2基の米AMD製GPU「FirePro」、PCI-Express対応SSD、ECCメモリーを内蔵する。

6基の「Thunderbolt 2」ポートを備え、高精細の4Kディスプレイをサポートする。筐体(きょうたい)の高さは9.9インチ(約25センチメートル)で、「従来の8分の1の容積に高性能を収めた」としている。2013年内にリリースする予定。

[ITpro 2013年6月11日掲載]

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