2019年6月25日(火)

iPhoneやiPadで地デジ番組を見る方法 アイ・オー「テレキング」を試す
フリーライター 竹内 亮介

(1/2ページ)
2011/2/12 7:00
保存
共有
印刷
その他

地上デジタル放送をパソコンからiPhoneやiPadに配信できる「テレキング」。実勢価格は1万円前後

地上デジタル放送をパソコンからiPhoneやiPadに配信できる「テレキング」。実勢価格は1万円前後

アップルのスマートフォン「iPhone」シリーズやタブレット端末「iPad」には、テレビ放送の受信機能がない。外付け型のワンセグ放送チューナーは販売されているが、画質はいまひとつ。そんななか、高画質な地上デジタル放送を無線LAN経由でリアルタイムでiPhoneなどに配信できるパソコン用の外付けチューナーが登場し始めた。使い方や映像の品質などを試してみた。

現在販売されている地デジチューナーでiPhoneなどへの転送機能を持つのは、アイ・オー・データ機器の「テレキング(GV-MVP/FZ)」(実勢価格は1万円前後)、バッファローの「DT-F200/U2W」(同1万6000円前後)の2製品。いずれも2010年12月に発売されており、今回はアイ・オー・データのテレキングを使った。

USBメモリー(左)と並べたところ。大きさはほとんど同じでモバイルノートパソコンと持ち歩いても苦にならないだろう

USBメモリー(左)と並べたところ。大きさはほとんど同じでモバイルノートパソコンと持ち歩いても苦にならないだろう

テレキングは、地デジチューナー1系統を内蔵した小型端末でパソコンにUSB接続する。大きさは幅23×高さ75×奥行き12ミリ、重さは18グラムと、USBメモリー並みのサイズながら、受信感度を向上させるブースターアンプや映像を圧縮する「トランスコード」用のエンコードチップも内蔵する。

トランスコードは、フルハイビジョン画質の地上デジタル放送を解像度を落とさずに転送レートを下げて圧縮録画する機能。ブルーレイ・ディスク(BD)レコーダーなどでもおなじみだ。パソコンのソフトウエア処理で圧縮することも可能だが、テレキングはエンコードチップでハードウエア処理するため、パソコン側の負荷が軽いという利点がある。圧縮方式はMPEG4-AVC/H.264で、ハイビジョン映像の録画容量を最大10分の1に節約できる。

■無料の視聴アプリをダウンロード

テレキングをアンテナ線とパソコンに接続したところ。屋外用などのミニアンテナも付属する

テレキングをアンテナ線とパソコンに接続したところ。屋外用などのミニアンテナも付属する

受信した地デジ放送は当然パソコン上でも視聴できるが、今回はパソコンから第4世代「iPod touch」(32GBモデル)と「iPad」(WiFi版、16ギガバイトモデル)の2機種に転送して、どのように視聴できるかをチェックした。

視聴するには、パソコンがつながっている家庭内などのLANに、iPadなどを無線LANで接続する必要がある。同じLAN環境につながってさえいれば、接続方法は問わない。今回はプロバイダーから貸与されたブロードバンドルーターにパソコンを有線LANで接続し、iPadなどは別途購入した無線LANアクセスポイント(通信規格はIEEE802.11n)を通じてLANにつなげた。

使用したパソコンは、レノボのモバイルノートパソコン「ThinkPad X201s」で、CPUはインテル「コアi7-620LM」、メモリーは4ギガバイト、ストレージは128ギガバイトのSSDという構成だ。

  • 1
  • 2
  • 次へ
保存
共有
印刷
その他

関連記事

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報