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「ビッグデータでビジネス激変」 楽天・MS社長が対談

2014/6/10 17:26
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日本のICTの今を楽天の三木谷浩史社長と日本マイクロソフトの樋口泰行社長が語り合った

日本のICTの今を楽天の三木谷浩史社長と日本マイクロソフトの樋口泰行社長が語り合った

「世界ICTサミット2014」(日本経済新聞社・総務省主催)は10日、楽天の三木谷浩史社長と日本マイクロソフト(MS)の樋口泰行社長の「ビッグデータ時代の経営戦略~ICT企業トップに聞くリーダーシップ」をテーマにした対談で締めくくった。ビッグデータによりビジネスも経営も大きく様変わりしたという見解で一致した。

三木谷氏は、「以前はすさまじい量のデータ分析はお金・時間・専門性が必要だったが、安くできるようになった」ことが大きいと分析。JR東日本がSuicaのログを社外提供しようとして批判された問題などは「そのレベルのデータは意味がない」と切り捨て、「スマートフォン(スマホ)の全地球測位システム(GPS)情報の方がよほど重大では」と社会の意識の遅れを指摘した。

「ビッグデータ時代の経営戦略~ICT企業トップに聞くリーダーシップ」をテーマに討論する(右から)樋口、三木谷の各氏(10日午後、東京・大手町)

「ビッグデータ時代の経営戦略~ICT企業トップに聞くリーダーシップ」をテーマに討論する(右から)樋口、三木谷の各氏(10日午後、東京・大手町)

樋口氏は「リアルタイムの通訳や将棋やチェスがいい例だが、アルゴリズムでなく膨大なパターンのデータから正しいものをマッチングする手法が現実化している」とし、人間の脳が処理できる量をコンピュータが当たり前に超える時代になっていると語った。

ビッグデータの活用でどうビジネスが変わるかについて三木谷氏は、例えば教育では「教科書は学生ごとに、内容が異なるものが提供されるようになる」と予測。自社の電子書籍端末のコボを例にひいて「将来は何を読めばいいという、パーソナライズされたサービスが広がる。テレビドラマでも、その場で自分を登場させることができるかも」と未来図を描いてみせた。

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