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京都・鴨川に現代和風ホテル、リッツカールトン開業

京都市役所(中京区)から北東に歩いて数分の鴨川沿いに「ザ・リッツ・カールトン京都」が開業したのは、2014年2月7日。2011年1月に閉館した「ホテルフジタ京都」の跡地に、積水ハウスが建物を建設し、マリオットホテルグループのザ・リッツ・カールトン・ホテル・カンパニーが運営する。地下3階・地上4階の建物が鴨川に沿って南北に細長く延びる。外観は金属やプレキャストコンクリートといった現代の素材を使いながらも、本格的な日本建築のたたずまいだ。

高さ制限15m(鴨川側は12m)という京都市特有の厳しい規制の中で、平均面積50平方メートルの広い客室を計134室収めた。それでいながらも、鴨川に面した外壁を雁行(がんこう)させたり、立体的な庭園を設けたりすることで、窮屈さや単調さは感じさせない。

日建設計・大谷弘明氏が設計の中心

建築本体と外装の設計は、日建設計が担当した。中心になったのは同社設計部門代表の大谷弘明執行役員。同氏は個人として、自邸「積層の家」で2005年に日本建築学会賞作品賞を受賞している。このプロジェクトでは、「存在を強く主張するのではなく、以前からそこにあったかのような建物を目指した」と話す。

ザ・リッツカールトン京都
■建設地:京都市中京区鴨川二条大橋畔
■地域・地区:商業地域、防火地域、岸辺美観地区、旧市街地美観地区、高度地区(12m、15m)
■敷地面積:5937.28平方メートル
■建築面積:4598.23平方メートル
■延べ面積:2万4682.89平方メートル
■構造:鉄筋コンクリート造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
■階数:地下3階・地上4階
■客室数:134室
■建築主:積水ハウス
■建築構造設備・外装デザイン:日建設計
■客室・パブリックデザイン:レメディオス・デザインスタジオ
■レストランデザイン:デザインスタジオ・スピン
■内装設計:イリア
■庭園デザイン:野村庭園研究所
■施工:大林組(建築)
■施工期間:2011年11月~2013年10月
■開業日:2014年2月7日

(日経アーキテクチュア 宮沢 洋)

[ケンプラッツ 2014年2月10日掲載]

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