グーグル、Chrome安定版でFlashを堅固なサンドボックスに収容

2012/8/10付
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米Googleは現地時間2012年8月9日、ChromeブラウザーのWindows向け安定版において、米Adobe SystemsのFlash Playerのセキュリティ強化を実現したと発表した。Flash Playerをより強固なサンドボックス(プログラムを動かす際にその悪影響が外部に及ばないように囲い込んだ領域)内で動作させる。

Flash Playerのダウンロード画面ではChromeのインストールを勧める

具体的には、Flashプラグインのアーキテクチャーを従来の「NPAPI(Netscape Plugin Application Programming Interface)」から、より高度な「PPAPI(Pepper Plugin API)」に合わせた。Adobeとともに取り組んだ移行作業には2年余りを要したという。Googleによれば、新たなサンドボックスは「Chromeのネイティブなサンドボックスと同じくらい堅固」で、Windows XPユーザーも安全にFlashを利用できるという。

また、PPAPIの採用により、Flashのクラッシュ発生率が約20%減少するほか、GPUアクセラレーションを利用して、より高速なレンダリング(描画)やスクロールが可能になるとしている。

Chrome OSでは当初からこうした強力なFlashサンドボックス化技術を使っており、Linux向けには最新の安定版で既に提供している。Mac OS X版については対応に向けて作業を進めている。

[ITpro 2012年8月10日掲載]

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