2019年6月27日(木)

インデックス投信選びの勘所、信託報酬だけでは不十分
皆さん、その投信ヤバいですよ

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2013/10/21付
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 長期の資産形成を支援する制度として、NISA(少額投資非課税制度)が2014年1月に導入される。これを機に資産運用を始める人にとって、手を出しやすいのが少額投資に対応した「インデックス投信」だ。商品選びの勘所を解説する。

中桐 2014年1月にスタートするNISAの認知度がじわじわ上がってきているようだ。口座の開設もいよいよ11月に迫ってきた。

吉井 20歳以上なら誰でも口座を開設できますから、長期の資産形成を支援する制度として、幅広く定着してくれるといいですね。

中桐 これから資産運用を始める人はどんな投資信託を選ぶのがいいかな。NISA向けの商品はいろいろ出ているけど、いきなりの商品選びはハードルが高いよ。

吉井 初めての資産運用ということであれば、1万円と少額の投資から始められるインデックス投信を選んではどうでしょうか。

中桐 インデックス投信といえば、ネット証券を利用する投資家を中心に三菱UFJ投信のeMAXISシリーズや三井住友トラスト・アセットマネジメントのSMTインデックスシリーズが人気を集めているようだ。選び方のコツはどのようなものか。

吉井 インデックス投信は、日経平均株価やTOPIX(東証株価指数)といった特定の株価指数(インデックス)に連動することを目的としている投信なので、連動する指数の実績からできるだけ離れないようにしているかにつき、見るべきポイントはいくつかあります。

ただし、最も影響が大きく、簡単に調べられるポイントは「運用コスト」です。投信はファンドマネジャーに運用を任せるので信託報酬(運用管理費用)が発生します。インデックス投信は指数に連動するように機械的に売買するので、他の投信よりは安くなります。

中桐 つまり、信託報酬が安い投信を選べばよいわけだよね。となると、相対的に安いSMTシリーズがよいのかな。

吉井 そうですね。国内、先進国の株式および債券のインデックス投信は、SMTシリーズに分があると思います。

中桐 でも、国内REIT(不動産投資信託)などの資産クラスは、eMAXISもSMTも信託報酬が同じだよ。こういう場合はどう考えればいいのだろうか。

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