2019年2月19日(火)

米CIA長官、不倫で辞任 イラク戦争の功労者

2012/11/10付
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【ワシントン=吉野直也】米中央情報局(CIA)のペトレアス長官は9日、不倫問題を理由に引責辞任した。オバマ大統領に辞表を提出し、受理された。ペトレアス氏はイラクやアフガニスタンでの対テロ戦争に深くかかわり、昨年9月にCIA長官になった。当面はCIAのモレル副長官が代行を務める。

ペトレアス氏はCIA職員に向けた書簡で「37年以上の結婚生活を経て、不倫という愚かなことをした。夫としても組織の長としても許されない」と辞任の理由を説明した。

米メディアによると、不倫相手は女性記者。ペトレアス氏がアフガン駐留の司令官だったときに同行取材し、伝記を出版した。米連邦捜査局(FBI)はペトレアス氏がこの女性記者に送ったメールを傍受。機密漏洩の疑いがあるとみて、今春から捜査していた。

ペトレアス氏はイラク駐留米軍の司令官として指揮し、戦況を改善させた経歴を持つ。オバマ大統領は声明で、ペトレアス氏について「イラクとアフガニスタンの戦争を責任ある終戦に向かわせた。米国はより安全で強力になった」と述べた。

ペトレアス氏は2011年9月にCIAのトップに就いたばかり。2期目のオバマ政権でも留任が濃厚とみられていた。

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