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あらゆるモノがネットとつながる IT企業幹部が討論

2014/6/9 16:57
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「世界ICTサミット2014」(日本経済新聞社・総務省主催)は9日、「データ化するリアルワールド~ウエアラブル・IoTの新潮流」をテーマに国内外のIT(情報技術)企業幹部が議論した。モノのネット接続「IoT(インターネット・オブ・シングス)」の普及により、人々の生活が劇的に変化していくとの意見が相次いだ。

「データ化するリアルワールド」をテーマに討論する(左から)平井、岩佐、江田、アンタビ、バックワードの各氏(9日午後、東京・大手町)

「データ化するリアルワールド」をテーマに討論する(左から)平井、岩佐、江田、アンタビ、バックワードの各氏(9日午後、東京・大手町)

シスコシステムズの平井康文社長は「日本では携帯電話の高速無線通信『LTE』の普及率は世界平均に比べ高く、IoTで世界をリードする可能性が高い」と指摘。人口減少が懸念される中、「女性の活用やテレワークの推進など、働き方を変え、高い経済効果を上げることができるだろう」と持論を展開した。

ネット家電ベンチャー、Cerevoの岩佐琢磨社長は「洗濯物の乾き具合がわかるハンガーなど、ありとあらゆるものがIoTの対象になる」と指摘。社員が少ないベンチャー企業も参入しやすいことから「IoTを巡る競争は激しくなるだろう」との見方を示した。

米リープモーションのマイケル・バックワード最高経営責任者(CEO)兼共同創業者は「多くの人が手にしているスマートフォン(スマホ)は数年前のスーパーコンピューターに匹敵する」と指摘する一方、「キーボードやマウスといったようにパソコンの形は変わっていない。指先の動きだけで動かせるような新しい操作方法が今後広がるだろう」と話した。

米ジョウボーンのバンダー・アンタビ副社長は、スマホだけでは人の行動を24時間追跡することができないが、「いつも身につけられる腕輪のような小さな機器なら、より生活を詳細に把握でき、健康維持や病気の予防に役立つ」と強調した。

インテルの江田麻季子社長は「モノがインターネットにつながるのは当たり前になる。これからはモノがいかに安全に速くネットにつながるかが重要になる」と話した。

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