2019年1月17日(木)

秋田・岩手で「経験ない大雨」 最大級の警戒

2013/8/9付
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東北や北海道は9日、大気の状態が不安定になり、猛烈な雨が降った。気象庁は、秋田県と岩手県でこれまでに経験したことのないような大雨になっている所があると発表。「直ちに命を守る行動を取ってほしい」と最大級の警戒を呼び掛けた。30日に運用を始める「特別警報」に相当する。

秋田県大館市では土砂崩れや床下浸水の被害があり、一部世帯に避難指示を出した。JR東日本は秋田新幹線の一部区間で運転を見合わせるなど、交通にも影響が出た。

気象庁によると、秋田県鹿角市ではこの地点の観測史上最多となる1時間に108.5ミリの猛烈な雨を観測。降り始めた朝からの雨量は約300ミリに上り、8月の月間雨量平年値の倍近くとなった。岩手県紫波町でも過去最多の71.0ミリの非常に激しい雨が降った。

気象レーダーによる解析では、大館市や青森県西目屋村、北海道八雲町、岩手県雫石町付近などで9日午前、1時間に100ミリ超の猛烈な雨が降ったとみられる。気象庁は「記録的短時間大雨情報」を何度も発表した。

気象庁は、島根と山口両県で7月28日に降った記録的な大雨も、特別警報に当たるケースとした。

東北や北海道は南西から暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が不安定になった。同じ場所で積乱雲が繰り返し発達し、大雨になった。9日夕方にかけて非常に激しい雨が続く見込み。10日昼までの24時間予想雨量は、いずれも多い所で、東北120ミリ、北海道100ミリ。

秋田と岩手の豪雨では「避難所へ行くか、外出が困難なら家の中のできるだけ安全な場所にとどまってほしい」と注意を呼び掛けた。〔共同〕

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