2019年4月23日(火)

北朝鮮、ミサイル発射準備中断か 韓国政府筋

2012/12/9 19:03
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【ソウル=共同】北朝鮮が10~22日の期間に予告していた事実上の長距離弾道ミサイル発射の延期を示唆したことに関し、韓国政府関係者は9日、北朝鮮が北西部・東倉里の「西海衛星発射場」で「一連の(準備)活動をすべて中断している」と述べた。技術的問題が生じた可能性がある。聯合ニュースが伝えた。

日本政府筋は、8日時点で、発射台に設置されている3段式ミサイル本体への燃料注入着手の動きがなく、10日発射の可能性は低くなったとの見方を示した。今回の発射そのものが見送られるとの観測も出ている。

ただ、野田佳彦首相は9日朝「政府として延期は確認していない」と述べ、日本領域落下に備えた自衛隊の迎撃態勢は解除せず、警戒を継続する考えを強調。政府は午後、危機管理センターに官邸対策室を設置した。

北朝鮮の朝鮮宇宙空間技術委員会報道官は8日、発射延期を示唆すると同時に「準備作業を最終段階で進めている」と指摘。発射台からのミサイル撤去は確認されておらず、関係国は慎重に情勢を分析している。

聯合ニュースによると、韓国政府筋は東倉里で「8日昼から異常な兆候があった」と明らかにし、技術的問題が原因とみられると述べた。ミサイルを発射台に設置後、酷寒や雪などの要因で誤作動を起こした可能性も指摘されている。

北朝鮮は、発射は昨年12月17日に死去した金正日総書記の「遺訓」としていただけに、発射を延期すれば異例の決定。技術的問題のほか、中国をはじめとする国際社会の予想以上の反発を考慮した可能性がある。

北朝鮮は1日、10~22日の間の午前7時から正午の時間帯に東倉里から南方向に「衛星」を打ち上げると予告していた。

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