2019年2月19日(火)

エジプトで新改正憲法令 大統領、「強権」を撤回
国民投票は実施

2012/12/9付
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エジプトのモルシ大統領は8日深夜、新たな改正憲法令を出し、自らに強権を与えた11月22日発布の改正憲法令を撤回した。イスラム色が強い新憲法案の国民投票は予定通り今月15日に実施する。8日の大統領との政治対話に参加した元大統領候補アワ氏が発表した。

非宗教勢力を中心とした反モルシ陣営の要求のうち、改正憲法令の撤回で譲歩した一方、新憲法案は修正や延期に応じずに投票に付すことになった。反モルシ陣営からは反発の声が出ており、街頭デモや政治危機が収束に向かうかどうかは不明だ。

中東の衛星テレビ、アルジャズィーラによると、新たな改正憲法令は、大統領の決定は司法判断の対象となると定めた。国民投票で新憲法案が否決された場合は憲法起草委員会を選び直すが、選出方法は明示されていない。

モルシ氏は8日、新憲法案をめぐり首都カイロの大統領宮殿で各政治勢力との対話を実施。非宗教勢力の中心人物、エルバラダイ国際原子力機関(IAEA)前事務局長ら主要な反モルシ諸派は欠席した。〔共同〕

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