タブレットからスマホへ無線で電力供給 米社がデモ

2013/1/9 14:21
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米Fulton Innovationは、ワイヤレス給電によってモバイル機器間で電力をやり取りする技術を開発した。家電見本市「コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)」の前日に開催された報道機関向けのイベントで、デモンストレーションを披露した(図1)。

図1 タブレット端末からスマホに無線で給電するデモンストレーションの様子

デモンストレーションは、タブレット端末からスマートフォン(スマホ)にワイヤレス給電によって電力を供給するというもの。タブレット端末には、受電だけでなく送電もできる機能を備えることで実現した。

主に、スマートフォンが電池切れした際に、友人から電力を分けてもらう使い方を想定している。「スマートフォンの普及によって、電源のバックアップを考える必要性は日増しに高まっている」(同社)。

Fulton Innovationは、ワイヤレス給電の業界団体であるWireless Power Consortium(WPC)の主要企業の1社。デモンストレーションにも、WPCが規定した「Qi(チー)」規格準拠のスマートフォンとタブレット端末の試作機を用いた。

今回のような機器間の電力のやり取りはQi規格では規定されていないが、「規格に盛り込めるようにしていきたい」(Fulton)とした。

(日経エレクトロニクス 久米秀尚)

[Tech-On! 2013年1月8日掲載]

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