2019年6月25日(火)

ディスプレーやメガネ、健康機器…「疲れ目」対策商品が続々登場
スマホ、タブレットの普及が市場を拡大

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2012/8/10 7:00
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タブレット端末やスマートフォン(高機能携帯電話=スマホ)の普及で、多くの人が液晶画面を閲覧する時間が増えている。パソコンのディスプレーに1日向かう職種も少なくないなか、頭痛や肩こりを招く「疲れ目」を低減するために対策商品が発売され、多様な工夫を競うことで一つの市場として立ち上がり始めている。

■目への負担を抑えるディスプレーが登場

ナナオは7日、目を疲れにくくする機能を搭載した液晶ディスプレー5機種を発表した。

ちらつき低減機能を搭載したナナオの新型液晶

ちらつき低減機能を搭載したナナオの新型液晶

新製品では、「EyeCare調光方式」と呼ぶ画面のちらつきを抑える機能を搭載する。LED(発光ダイオード)バックライトを搭載した液晶ディスプレーは従来、PWM(Pulse Width Modulation)と呼ぶ方式を採用していた。この方式は、短い周期で光を点滅させ、その点滅時間を制御することで画面の明るさを調節している。だが光の点滅を前提とするため、画面がちらついて見える人もいるという。

新機種では電流の増減で光量を調整するDC(Direct Current)方式をPWM方式に組み合わせた。この方式では画面の輝度が高い場合には、白熱電球のようにゆっくりと明るさを落とすことができ、目への負担を抑えられる。

LED液晶モニターが発するブルーライトは、目の疲れに加え体内時計の狂いやストレスの原因になっているという説がある。ナナオは対策として、液晶前面のセンサーで周囲の明るさを検知し、輝度を自動調整する「Auto EcoView」、使用するアプリケーションに合わせて見やすい背景を表示する「EyeCare Filter」、青色光を減らし、輝度と色温度を紙の質感に近づける「Paperモード」などの機能を搭載。8月22日から順次発売する。

「JINS PC」のパッケージタイプは購入してすぐ使える手軽さが好評

「JINS PC」のパッケージタイプは購入してすぐ使える手軽さが好評

液晶が発するブルーライトを遮る商品の売れ行きも好調だ。ジェイアイエヌが11年9月に発売したパソコン用メガネ「JINS PC」は、発売後の総売上本数が40万本を突破。レンズやフレームを組み合わせて選ぶことができ、薄茶色のカラーレンズは約45%、クリアレンズで約30%のブルーライトをカットする。

度数なしのカラーレンズタイプのメガネが3990円から。企業が福利厚生の一環として一括購入し、社員に配布するケースも増えている。マイクロソフトやデル、オプトなどのIT企業が導入を始めているという。

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