米国で計画中の太陽電池プロジェクトは17GW以上、Solarbuzz社

2011/7/11付
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米Solarbuzz社によると、米国で進行中の非住宅向けの太陽電池プロジェクトの規模は、17GWを上回っているという。欧州のフィードインタリフ(FIT:固定価格買い取り制度)削減後に米国でのプロジェクトが急増し、「現在では世界のどの地域よりも高い伸びが期待できる市場の一つになっている」(同社)。

非住宅用太陽電池プロジェクトの州ごとの分類

非住宅用太陽電池プロジェクトの州ごとの分類

Solarbuzz社は、米国で計画中の設置容量50kW~500MWのシステムのうち、2011年下半期~2015年に設置予定の601のプロジェクトを合計した。17GWのプロジェクトを州ごとに分類すると、約62%をカリフォルニア州が占めている。同州が「再生可能エネルギーポートフォリオ基準(RPS:Renewable Portfolio Standard)」の目標値を33%という高いレベルに設定しているためである。

17GWのプロジェクトのうち、上位12社の開発会社が占める割合は49%になる。太陽電池モジュールを選定済みのプロジェクトでは、モジュール供給上位3社は米First Solar社、米SunPower社、中国Suntech Power Holdings社となっている。インバータ供給上位は、米Advanced Energy Industries社、米Satcon Technology社である。

米国では、太陽電池モジュールの工場出荷価格が過去4カ月で大きく低下していた。その影響が、大規模プロジェクトの価格にも及び始めたという。1MW超のプロジェクトのシステム価格は平均で4.5米ドル/W(DC出力)であり、全体の32%が4米ドル/W(DC出力)を下回っている。

(日経エレクトロニクス 河合基伸)

[Tech-On! 2011年7月7日掲載]

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