2013年、CESに見る家電新時代

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2013/1/10 7:00
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(2013年1月6日 Forbes.com)

1967年に米国で開かれる国際家電見本市「コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)」が始まったころ、「家庭用電子機器(家電)」とはまだおぼろげな概念にすぎなかった。そして2003年、世界最大のコンピューター見本市「COMDEX(コムデックス)」が終焉(しゅうえん)を迎えた。IBMやアップル、コンパックといった主要企業がコムデックスから予算を引き揚げ、CESに移したのが原因の一つだった。

そしていま、新たな変化が起ころうとしている。パソコンとソフトウエアの雄、アップルとマイクロソフトがCESから撤退したからだ。

同時に、そもそもの「電子機器」という概念自体が変わりつつある。今では家庭やオフィス、あるいは路上向けに造られる文字通りすべての商品がその心臓部を見れば同じ電子機器といえるからだ。CESという巨大見本市はいまや展示スペースが190万平方フィート(フットボール場33個分に相当)に広がり、自動車やコンピューターから、カメラ、タブレット端末、オフィス関連機器、台所機器、ホームシアター、オーディオ愛好家向け製品までを扱う。見本市を端から端まで見て回るには歩きやすい靴と相当な体力、そしてタクシーやモノレールを待つ長い行列をものともしない意欲が必要だ。

今年は3000の出展者が登録されている。予想される来場者数は、昨年の1年間でCESの会場があるラスベガスを訪れた15万3千人を超えるという。

今年のCESは数々の新製品、そして「家電」という概念がともに変化する転機になりそうだ。端末などの機器については今後の進歩の想像がつく一方で、ネットワークやコンテンツの側で大きな変化が起きているためだ。

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