NTTドコモがLTEの試験運用を開始、12月にサービス開始するネットワークを先行利用

2010/6/9付
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NTTドコモは2010年6月8日から東京都内で、LTE(long term evolution)商用ネットワークの試験運用を開始したと発表した。

写真 LTE端末チップセットのエンジニアリングサンプル

同社は2010年12月から2GHz帯を使ってLTEの商用サービスを開始する予定だ。それに向けて、LTEの商用設備を2009年後半から展開中である。今回、伝送速度や遅延などの通信品質、移動機の無線基地局間移動の安定性などを検証するために、設置済みの設備で試験運用を開始した。試験運用を通じて、スムーズな商用サービス開始を目指すとしている。試験運用する局数については非公開。商用サービス開始の12月まで試験運用を続ける予定という。

試験運用では、まずは2GHz帯で5MHz幅を使い、下り最大37.5Mビット/秒、上り最大12.5Mビット/秒の伝送速度を検証する。さらには10MHz幅を使った、下り最大75Mビット/秒、上り最大25Mビット/秒の伝送速度についても検証する予定である。なお、同社の山田隆持社長は4月の決算会見時に、屋内では商用サービス開始時から下り最大75Mビット/秒のサービスを検討すると発言している。

基地局側の展開に加えて、ドコモはNEC、パナソニック モバイルコミュニケーションズ、富士通と共同でLTE端末の開発も進めている。2009年10月にはLTE端末チップセットのエンジニアリングサンプルを開発済みだ(写真)。

(日経コミュニケーション 堀越功)

[ITpro 2010年6月8日掲載]

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