2018年11月17日(土)

日産、13年に実証運行予定の「ロンドンタクシー」公開

2012/8/8付
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日産自動車は現地時間2012年8月6日、英ロンドンで「NV200 ロンドンタクシー」を公開した。2013年にロンドンでの実証運行を予定する。1日30万人が利用するロンドンタクシーの未来の姿を提案したものとなる。ディーゼル車と電気自動車(EV)の2種類を用意し、ともにスペインのバルセロナ工場で生産する。

2011年、「NV200」(日本名「NV200バネット」)のタクシー仕様車は、米ニューヨーク市の次世代イエローキャブに選定された。これでNV200はニューヨーク、ロンドン両都市のタクシーに使われることになる。

乗客の定員は5人。後部座席に3人が乗れ、その後部座席に対面して座れる折りたたみ式の座席が2人分ある。助手席はなく、荷物用スペースになる。後ろはスライドドアであるため、乗客が乗り降りしやすく、通常のヒンジドアと比べ、不意に開閉して歩行者・自転車などと衝突するリスクを減らすことができる。

ディーゼル車のエンジンは排気量1.5Lの4気筒で、排ガス規制の「Euro5」に対応している。最新型の現行ロンドンタクシー「TX4」に対し、より競争力のある価格になる。複合モード燃費は53.3mpg(1ガロン当たりの走行マイル数)で、TX4の35.3mpgに対し、約50%改善したことになる。

EV版は、「e-NV200」をベースとし、現行のロンドンタクシー(ディーゼル車)と比較して、ランニングコストは約5分の1。

ホイールベースは2.72m、全高×全長は1.86×4.4m、全幅はドアミラー含まないと1.89m、含むと2.1m、最小回転直径は7.6m。ディーゼル車の最大トルクは240N・m/1750rpm、排出量はCO2(二酸化炭素)が139g/km、NOx(窒素酸化物)が0.22g/km、PM(粒子状物質)が0.016g/km(暫定仕様を含む)。

(日経Automotive Technology 浜田基彦)

[Tech-On! 2012年8月7日掲載]

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