サッポロ、フェイスブック上で消費者とビールを共同開発

2013/3/7付
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サッポロビールは2013年3月22日から、ビール好きの消費者とFacebook(フェイスブック)上で共同開発した新作ビール「百人のキセキ」をネットで限定発売する。百人のキセキは、サッポロが2012年8月に開設したFacebookページ「百人ビール・ラボ」での週1回のLIVE会議を通じて、半年がかりで生まれたビールだ。会議は計18回に及び、延べ1万2000人が参加。8500回ものコメントが寄せられた。

「百人のキセキ」の商品開発に参加した消費者たち。完成披露を兼ねた試飲会でともに祝杯をあげた

百人ビール・ラボの運営は、サッポロとネットイヤーゼロが共同で実施した。LIVE会議ではビールの味やネーミング、パッケージデザイン、販売・宣伝手法などが活発に議論された。百人のキセキの名も、この過程で生まれた。

百人のキセキの"百人"は、Facebookへの参加度合いに応じて消費者にポイントが付与され、累積ポイントの上位100人を「百人ビール・マイスター」に認定して商品開発に参画してもらったことに由来する。一方の"キセキ"は、これまでのLIVE会議を通じた開発の「軌跡」と、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を用いた世界初のビール開発を成し遂げた「奇跡」を掛けたものだという。

サッポロはネットとリアルの融合を掲げ、今回の取り組みを始めた。2013年春には12人体制の「デジタルマーケティング室」を設け、活動を一層強化していくという。

3月6日には、百人ビール・マイスターを招待して完成披露を兼ねた試飲会を都内で開催した。Facebook上での商品開発に参加した人たちが会場で顔を合わせ、自分たちが企画したビールを味わった。早速、写真を撮ってFacebookにアップしたり、つぶやいたりする人もいた。

(ITpro 川又英紀)

[ITpro 2013年3月6日掲載]

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