2018年1月21日(日)

関東転々、東京・目黒で居を構える不動産投資家
続・個人投資家奮戦記(8)

(1/2ページ)
2012/11/10 7:00
保存
共有
印刷
その他

 サラリーマンが不動産投資で成功するには経験の積み重ねが必要だ。失敗をバネに投資経験を積み、安定的な家賃収入を確保するに至った会社員に話を聞いた。

会社員の中村友春さん(43)は東京都目黒区の駅近物件で妻・子ども2人と暮らしている。もともと自身は東京都八王子市、妻は杉並区に実家があったが、不動産投資を重ねた結果、図らずも都中心部の住民になった。現在は東急田園都市線駒沢大学駅から徒歩圏内で、交通利便性の良さを享受。毎月の家賃収入は東京の2棟で計60万円ほど確保できているという。ただこれまでの苦労の連続だった。

 中村さんが不動産に関心を持った背景には幼少期の記憶がある。父親は旧国鉄職員で当時、東京都八王子市に住んでいた。1970年代、父親が埼玉県新座市にも戸建て物件を買うことにした。小学生だった中村さんが「どうしてお家を買うの」と聞くと、父親は「2つ持っているといいことがあるんだよ」と答えた。新座の物件は人に貸し、月の家賃収入があって家の経済状態も安定している様子を子供ながらに感じ取った。「父が不動産を多く持つ人だったので、私自身も売買にさほど抵抗感がありませんでした」と振り返る。

 結婚後、当初は子供が通う保育園や小学校に合わせる形で物件を借りた。最初に購入したのは東京都福生市にある競売物件だ。築10年、2DKのマンション1区画を380万円で買った。他人に貸し賃料を得るだけでなく、2004年ごろに600万円で売却、利益を得た。

 だがその後は不動産のミニバブルもあって競売は人気化。多くの入札が入るようになったため落札が難しくなった。そこでローン債務者が手放した「任意売却」の割安物件を探すことにした。

日経電子版が2月末まで無料!初割のお申し込みは1月31日まで!

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ

関連キーワードで検索

不動産不動産投資家賃収入


日経BPの関連記事



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報