2019年6月20日(木)

2017年にはタブレットの3分の1以下に、ノートPCの世界出荷予測

2013/5/7付
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米NPD DisplaySearchが現地時間2013年5月6日に公表した市場予測によると、タブレット端末、タッチスクリーン付きノートパソコン(PC)、従来型ノートパソコンを合わせた「モバイルPC」の世界出荷台数は、2012年の3億6760万台から2017年には7億6270万台と、5年間で2倍以上に拡大する。

このうち2013年のタブレット端末の出荷台数は、前年比67%増の2億5650万台になる見込み。同社によると、タブレットは主に「ホワイトボックス」と呼ばれる中国などの小規模メーカーの製品が台頭し、新興国市場を中心に出荷台数を伸ばす。これにより2017年の出荷台数は、5億7940万台に達するとしている。

一方で2013年のノートパソコンの出荷台数は2億330万台となり、初めてタブレットの出荷台数を下回る見込み。さらに2017年には1億8330万台へと減少し、タブレットの3分の1以下になると同社は予測している。

ただし、ノートパソコン分野ではタッチスクリーン機能を備えた新しいフォームファクターの製品が伸びていくという。タッチスクリーンは、米Intelが提唱する「Ultrabook(ウルトラブック)」などの薄型軽量パソコンで採用が進む。こうしたハイエンド機のタッチスクリーン付きノートパソコンに占める割合は、2013年時点で約66%だが、2017年には80%にまで達するとNPD DisplaySearchは予測している。

タッチスクリーン付きノートパソコンの出荷を押し上げる要因は、「Windows 8」などの新しいOSではなく、コストの低下や新しいフォームファクターだと同社は指摘する。NPD DisplaySearchのアナリスト、Richard Shim氏は「これまでのところ、Windows 8の影響は限定的。だが、従来の二つ折り型ノートに代わり、コンバーチブル型などの差異化を狙った製品により、2013年の後半から消費者市場で普及が促進される」と述べている。

[ITpro 2013年5月7日掲載]

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