2019年1月19日(土)

渋谷駅にツインタワー計画、都内一なるか

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2012/3/7 23:00
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渋谷駅の造り替え工事は、東側が先行する。東京メトロは2011年から、東急百貨店内に設けてある銀座線渋谷駅ホームを、東側の広場・道路上空に移設する工事に入っている。

■2014~2015年に周辺3地区でも着工へ

東急百貨店東館や東口広場の地下を流れる"渋谷川"については、東京都が2009年に都市計画変更を実施。同館を含む約250mの区間を河川から下水に変更した。今後、流路を変更し、雨水貯留槽を設ける。新駅ビルは直下にこの下水が通るものの、河川ではなくなったことで法規上の制限を受けにくくなった。

このほか渋谷駅周辺では3地区で大型再開発を控えている。

2012年度中に地下化する東横線の路線跡地「渋谷駅南街区」は、東急電鉄が中心となって約1haを再開発。オフィスと商業施設から成る超高層ビルを建てる。渋谷の中心街とは国道246号で隔てられているものの、東京国道事務所が整備予定の地下広場を介してつなげる予定だ。副都心・東横線の渋谷駅ともつなげる。着工は2014年度、竣工は2017年度を予定。高さは180m級を想定している。

南街区の西側「渋谷駅桜丘口地区」では、東急不動産が取りまとめる再開発組合が約1.5haにオフィス・商業施設・住宅から成る施設を建てる。同地区の中央には都市計画道路が貫く。区施行の優先整備路線に選定されており、2015年度までに幅15mの道路を整備する。細分化された土地をなるべく整形にするため、より多くの地権者に参加を呼びかけている。都市計画道路の東側に高さ140m級を想定した高層棟、西側に中層棟を建てる。南街区同様、地下で渋谷駅とつなげるほか、JR線の駅出口も設ける。2015年度の着工を目指す。

さらに、駅西口の東急プラザ周辺の「道玄坂1丁目駅前地区」も建て替える。東急不動産が取りまとめる再開発組合が約0.6haを整備する。国道246号から駅西口への入り口に位置することから、建物1階部分の一部を交通広場などに充てる。建築物の高さは160m級を想定しており、2014年度の着工を目指す。

渋谷区は2011年10月、「渋谷駅中心地区基盤整備方針(案)」を公開した。これまで住民、企業、行政が一体となって作成してきた街づくり指針に基づいて、計画をより具体的に示している。整備方針に沿って再開発が進むよう、区が事業者に対して働きかけていく。

渋谷駅周辺の現状の平面図。人と車の動線が入り乱れている

渋谷駅周辺の現状の平面図。人と車の動線が入り乱れている

渋谷駅周辺再開発の将来計画平面図(地上部)。動線を短くしたり駅前を広げたりすることで、人中心の空間にする

渋谷駅周辺再開発の将来計画平面図(地上部)。動線を短くしたり駅前を広げたりすることで、人中心の空間にする


渋谷駅周辺の再開発スケジュールのイメージ。2014~15年度に4街区の開発が始まる

渋谷駅周辺の再開発スケジュールのイメージ。2014~15年度に4街区の開発が始まる

(ケンプラッツ 高槻長尚)

[ケンプラッツ 2012年3月7日掲載]

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