スマホにかき消される「子供たちの悲鳴」
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以前はネット依存と言えばパソコンを念頭に置く場合が多かったが、スマートフォン(スマホ)の普及が依存の連鎖を広げる――。スマホを肌身離さず持ち歩く「スマホチルドレン」の実態を、中学校での生徒指導経験が豊富な兵庫県立大学の竹内和雄准教授が明らかにする本連載。今回は、スマホの普及によってネット依存に陥る子供が連鎖的に増える過程を見ていく。さらに筆者は、社会に居場所を見つけられない子供の逃げ場所がスマホになってきているという現実にも真摯に向き合うべきだと指摘する。...
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