「十字架委員長」河上丈太郎(1) 一高弁論部で活躍、関学教授に
特別編集委員 安藤俊裕

(1/3ページ)
2010/12/12 12:05
情報元
日本経済新聞 電子版
保存
共有
その他

河上丈太郎(1889~1965)は西尾末広と並ぶ右派社会党の指導者であった。ともに穏健な社会主義者だったが、個性と政治スタイルは大きく異なる。西尾はたたき上げの労働者出身で元来は慎重な性格であったが、一度決めたら理詰めに、力ずくでも押し進む実力者タイプだった。

新渡戸稲造に傾倒

河上はインテリであり、キリスト教の信仰と教養で自己を厳しく律した人格者である。「十字架委員長」と呼ばれた河上は寡黙で、普…

[有料会員限定] この記事は会員限定です。電子版に登録すると続きをお読みいただけます。

これまでの「政客列伝」

電子版トップ



[PR]