資金集めた新設投信ランク、NISA向け上位に来ず

2014/2/17付
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今回は新規設定された国内全公募投資信託の当初設定額ランキングを掲載する。2013年後半は本数が急増、特に9~10月は100本を超えた。運用会社が分配頻度の低いタイプなど、NISA(少額投資非課税制度)向け投信を相次ぎ設定したためだ。

新規設定本数は多いが、当初設定額を見ると、アベノミクス相場に沸いた昨年前半に比べ、後半は少ない印象を受ける。NISAは投資初心者による利用を想定しているため、投資家の資金が入ってくるのにはまだ時間を要しそうだ。

ランキング上位にもNISAでの利用を想定した投信は見当たらない。目立つのが、特定の「テーマ」に着目して運用するタイプだ。

例えば、首位の「日興エドモン・ドゥ・ロスチャイルド・ラグジュアリーファンド」は、ブランド力の強い企業を選別し投資する。インフラ関連企業に集中投資する投信も4位に入った。この他、新しいタイプの天然ガス「シェールガス」関連投信や、シェールガスによるエネルギー革命への期待を背景とした北米株関連も複数がランクインしている。

注目のテーマに沿った商品は時宜を得ているが、裏を返せば、環境の変化によってその投資テーマ自体が陳腐化することもある。個人を長期投資に促すNISAの開始で資金流入ランキングのトレンドがどうなるかは、今後の注目点だ。

注:2013年6月から11月の6カ月間に新規設定された投信(確定拠出年金</TERM>専用およびラップ口座サービス専用などを除く)について、当初設定額が大きい順に並べた。R&Iリスク分類は基準価額の変動リスクを、大きい順にRC5からRC1までの5段階で分類したもの。R&Iファンド調査部の業務は、信用格付業ではなく、金融商品取引業等に関する内閣府令第299条第1項第28号に規定されるその他業務(信用格付業以外の業務であり、かつ、関連業務以外の業務)です。当該業務に関しては、信用格付行為に不当な影響を及ぼさないための措置が法令上要請されています。R&Iファンド大賞およびR&Iの投信定量評価に関してはサイト(http://www.r-i.co.jp/toushin/)を参照

注:2013年6月から11月の6カ月間に新規設定された投信(確定拠出年金</TERM>専用およびラップ口座サービス専用などを除く)について、当初設定額が大きい順に並べた。R&Iリスク分類は基準価額の変動リスクを、大きい順にRC5からRC1までの5段階で分類したもの。R&Iファンド調査部の業務は、信用格付業ではなく、金融商品取引業等に関する内閣府令第299条第1項第28号に規定されるその他業務(信用格付業以外の業務であり、かつ、関連業務以外の業務)です。当該業務に関しては、信用格付行為に不当な影響を及ぼさないための措置が法令上要請されています。R&Iファンド大賞およびR&Iの投信定量評価に関してはサイト(http://www.r-i.co.jp/toushin/)を参照

(格付投資情報センター)

[日経マネー2014年3月号の記事を基に再構成]

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