炭酸強く糖類ゼロの缶チューハイ 食事に合う味狙う アサヒビール「アサヒスパークス刺激的ストロングドライ」

2012/9/17 7:00
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アサヒビールの「アサヒスパークス刺激的ストロングドライ」

アサヒビールの「アサヒスパークス刺激的ストロングドライ」

アサヒビールは、ドライな味と刺激をテーマにした缶入りアルコール飲料「アサヒスパークス刺激的ストロングドライ」を7月10日に発売した。ウオツカをベースに、シークァーサースピリッツをミックスし、アルコール分を9%と高めに設定。炭酸ガス圧も強めにして、刺激感を加えた。

糖類ゼロで香料や着色料は使用せず、飲み応えと喉越しがありながらすっきりした後味に仕上げたという。パッケージはシルバーをベースに、ドライな味や刺激の強さを表現した。税抜き価格は350mlは141円、500mlは191円。販売目標は非公表。

【日経産業地域研究所研究員の視点】

キリンビールの「キリンチューハイ 氷結ストロング シチリアレモン」をベンチマーク商品として採点した(ベンチマーク商品の概要は下記)

キリンビールの「キリンチューハイ 氷結ストロング シチリアレモン」をベンチマーク商品として採点した(ベンチマーク商品の概要は下記)

缶を開けたらすぐ飲める、アルコール度数10%未満のRTD(Ready To Drink)と呼ばれるアルコール飲料が伸びている。最近注目されているのは、度数が3%前後の低アルコール飲料で、女性や若者の飲用が増えているが、7%以上の「ストロング系」と呼ばれる強めのアルコールの商品も男性中心に人気がある。

今回の商品は、30~50代の男性で、高アルコールを好む人を狙った商品だ。アサヒビールの調査によると、こうした層はレモンやかんきつ系などよりさらに甘さ控えめな味を好む傾向が強く、飲用シーンではビールなどに代わって食事のときに飲む傾向も強いという。

「スパークス刺激的ストロングドライ」は、こうした傾向に合わせ、食事の邪魔にならず、お酒好きの人にも満足感がある味を目指した。スパークスブランドは今年に入ってから前年比2割以上の伸びを示すなど好調だ。ただ、高アルコールを好む人はブランドをあまり変えない傾向があるだけに、どこまで伸ばせるか注目だ。

価格350mlは141円、500mlは191円(いずれも税抜き)
販売目標非公表
発売7月10日
内容量350mlと500ml
原材料ウオツカ、シークァーサースピリッツ、酸味料、甘味料(アセスルファムK)
アルコール分9%
エネルギー(100ml当たり)53kcal

【ベンチマーク商品】

キリンビールの「キリンチューハイ 氷結ストロング シチリアレモン」。2012年2月リニューアル発売、350ml入りで147円前後。シチリア産レモンの氷結ストレート果汁を使用。爽快でシャープな味わいという。

「新製品ウオッチャー」では、日経産業地域研究所が選んだ注目の新製品を、同業他社や販売店の担当者、評論家など3~5人の専門家が評価。新規性など12項目で競合製品(ベンチマーク商品)と比べた優劣を「非常に優れる」(6点)から「同等」(3点)、「非常に劣る」(0点)までの7段階で各専門家が採点し、その平均を算出しています。

■より詳しく知りたい方は「日経消費ウオッチャー」オンライン・データベース(有料)で

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