NASAが新たな火星探査車 20年、有人飛行に向け

2012/12/5付
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【ワシントン=共同】米航空宇宙局(NASA)は4日、火星で活動中の「キュリオシティ」に続く新たな無人探査車を、2020年に打ち上げると発表した。欧州宇宙機関(ESA)などが進める複数の探査計画と併せ、30年代の実現を目指す火星への有人飛行につなげる構想だ。

母船につり下げられたキュリオシティの着陸時の想像図=NASA提供・共同

母船につり下げられたキュリオシティの着陸時の想像図=NASA提供・共同

探査車の具体的な設計はこれからだが、8月の着陸成功に続いて順調に探査を続けているキュリオシティをベースに開発される見通し。母船がジェット噴射で降下しながら、ワイヤでつり下げた探査車をゆっくり降ろす着陸手法も引き続き採用されそうだ。

NASAは13年に火星の上層大気を調べる探査機MAVENを、16年に火星の内部構造を調べる探査機インサイトを打ち上げる予定。16~18年にESAが実施を目指す別の探査計画と併せて詳細なデータを集め、有人飛行の具体的計画づくりに役立てる狙いだ。

新たな探査車のベースとなるキュリオシティは重さ約1トンの6輪車。カメラやロボットアーム、大気や土を分析するためのさまざまな装置を備える。かつては温暖で水にあふれていたとみられる火星で、微生物などの生命が存在した証拠となる有機物を探している。

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