8万円切るウルトラブック 価格競争の引き金にも 日本ヒューレット・パッカード「HP フォリオ 13-1000」

2012/4/12 7:00
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日本ヒューレット・パッカードの「HP フォリオ 13-1000」

日本ヒューレット・パッカードの「HP フォリオ 13-1000」

日本ヒューレット・パッカードは、ネット直販価格で7万9800円と、8万円を切るウルトラブック「HP フォリオ 13-1000」を2月2日に発売した。

薄型・軽量でありながら高い操作性と拡張性を備えた。13.3型ワイド画面を搭載。最薄部で18mm。超低電圧版のi5を搭載し、9時間の長時間駆動を実現した。SSD(128GB)を搭載して、起動を速めた。接続スロットにはHDMI出力端子、USB3.0、USB2.0を用意しており、マウスなど周辺機器が使いやすい。

タッチパッドを搭載し、画像の拡大や縮小、回転などを直感的な操作でこなせる。アルミニウムとマグネシウムを使った堅ろうで美しいボディーをうたう。無線LANはIEEE802.11b/g/n、ブルートゥース4.0。92万画素のカメラを搭載している。販売目標は非公表。

【日経産業地域研究所研究員の視点】

アスースの「ゼンブックUX31E-RY128」をベンチマーク商品として採点した(ベンチマーク商品の概要は下記)

アスースの「ゼンブックUX31E-RY128」をベンチマーク商品として採点した(ベンチマーク商品の概要は下記)

ウルトラブックは2011年に東芝、アスース、レノボ・ジャパン、日本エイサーが相次いで発売。2012年に入ってHPも日本での発売に踏み切った。

ウルトラブックは製品の特徴に乏しいといわれながら、メーカー各社はデザイン性、音響など娯楽性に工夫してきた。その点、対象機にはユニークな機能はない。基本機能の充実や使い勝手の良さに配慮しながら価格を抑え、全体のバランスが良い、コストパフォーマンスの高い製品としたことが特徴だ。

使い勝手の点では、キーボードのキーピッチを19mmとして、比較的大きなノートPC並みとした。キーストロークはノートPCでは1.5mmと浅いものも多いが、対象機は1.7mmとして打ちやすくした。USBスロットも2つあり、高速規格の3.0対応機器も接続できる。

価格も8万円ほどで13.3型のウルトラブックとしては、発売時の価格は最も低い。世界最大のパソコンメーカーだけに量産効果も大きい。ただ、対象機の価格を見て、他社も値下げや低価格モデルの発売に踏み切る可能性がある。

価格ネット直販価格7万9800円
販売目標非公表
発売2月2日
ディスプレー13.3型(解像度1366×768)
CPUi5-2467M(1.6GHz)
メーンメモリー4GB
グラフィックHDグラフィックス3000
ストレージSSD128GB
バッテリー駆動9時間
大きさ、重さ318.5×220.2×18~20.3mm、1.5kg
OSウィンドウズ7ホームプレミアム64ビット

【ベンチマーク商品】

アスースの「ゼンブックUX31E-RY128」。2011年11月3日。実売価格は10万9800円程度。ディスプレーは13.3型(解像度1600×900)。CPUはi7-2677M(1.8GHz)、メーンメモリーは4GB。HDグラフィックス3000。ストレージはSSD128GB。無線LAN(IEEE802.11b/g/n)、ブルートゥース4.0に対応。接続スロットはUSB3.0×1、USB2.0×1、HDMI出力端子。ウェブカメラは30万画素。バッテリー駆動は8.1時間。大きさ325×223×3~17mm。重さ1.3kg。ウィンドウズ7ホームプレミアム64ビット。

「新製品ウオッチャー」では、日経産業地域研究所が選んだ注目の新製品を、同業他社や販売店の担当者、評論家など3~5人の専門家が評価。新規性など12項目で競合製品(ベンチマーク商品)と比べた優劣を「非常に優れる」(6点)から「同等」(3点)、「非常に劣る」(0点)までの7段階で各専門家が採点し、その平均を算出しています。

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