必然だったビットコイン騒動 原点は20年前に
編集委員 関口和一

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2014/3/6 7:00
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米国でここ数年急速に普及した「スマホ決済」。米スクエアはその1社で、カード読み取り装置を装着したスマホをカード決済端末に早変わりさせてしまうものだ

米国でここ数年急速に普及した「スマホ決済」。米スクエアはその1社で、カード読み取り装置を装着したスマホをカード決済端末に早変わりさせてしまうものだ

第2期の出世頭は、ソニーが開発した非接触ICカード技術「フェリカ」を使った「エディ」や「スイカ」だ。現金の価値をICカードに保存して使う電子マネーで、東日本旅客鉄道(JR東日本)など大手の鉄道会社や流通チェーンなどが採用したことで利用が広がった。NTTドコモが携帯電話用に同技術をアレンジした「おサイフケータイ」によって日本国内ではブレークしたが、逆に携帯市場のガラパゴス化を促す要因にもなってしまった。

第3期の今、最も期待されているのが「スマホ決済」と呼ばれる個人や中小企業向けのクレジット決済サービスだ。有力SNS(交流サイト)の「ツイッター」の創業者で知られるジャック・ドーシー氏が2009年に始めた「スクエア」がその代表格である。

これまでに登場した主な電子マネーや電子決済手段
名 称方 式特 徴
1981米国チェックフリーサーバー小切手の支払い代行サービス
1989オランダeキャッシュ仮想通貨オランダのデジキャッシュ社が開発
1992フランスカルトブルーICカードフランスの銀行によるデビット決済
1994米国ファーストバーチャルサーバーネット上の小口決済サービス
1994米国サイバーキャッシュサーバーネット上の決済サービスで経営破綻
1995ベルギープロトンICカードベルギーの銀行によるICカード決済
1995英国モンデックスICカード英国銀行によるICカード決済手段
1996米国VISAキャッシュICカード米カード会社によるICカード決済
1997日本ビットキャッシュサーバーネット上の小口決済サービス
1997米国ミリセント仮想通貨米DECが開発した電子決済サービス
1998日本ウェブマネーサーバーベンチャーによるネット上の決済手段
1998米国ペイパルサーバーネット上の小口決済サービス
1999日本スーパーキャッシュICカード日銀とNTTが開発した小口決済手段
1999日本Cチェックサーバー日本のデジタルチェック社が開発
2000日本エディICカードソニーが開発した非接触型ICカード
2000日本Jデビットサーバー日本で開発されたデビットカード
2001日本スイカICカードJR東の交通カードによる決済手段
2004日本おサイフケータイICカード携帯に搭載した非接触型ICカード
2007ケニアMペササーバー携帯ショップ網を使った送金サービス
2009日本ビットコイン仮想通貨ネット上の国際的な仮想通貨
2009米国スクエアサーバースマホを使ったクレジット決済サービス
2009米国ウーバーサーバースマホを使ったタクシー決済サービス
2010英国ヘイローサーバースマホを使ったタクシー決済サービス
2014日本auウォレットサーバースマホによるポイント利用決済手段

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