2019年2月18日(月)

就活生の親がやるべきこと、やってはいけないこと

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2010/11/11 7:00
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 2012年春に就職する新卒学生の就活戦線が本格的にスタートした。2011年春就職に引き続き学生にとって非常に厳しい環境が予想される中、就活生の子どもを持つ親はどのような心構えをしたらいいのだろうか。「やるべきこと、やってはいけないこと」を探ってみた。

履歴書やエントリーシートなどを書く就職活動中の学生たち

履歴書やエントリーシートなどを書く就職活動中の学生たち

「就職活動が本格化すると、学生は一気に孤独になります。友人もライバルだから、悩みやうれしいことを気軽に報告できない雰囲気が出てくるんです」。2010年春にアパレル商社と航空会社から内定を受け取った青山学院大学4年生の小島聡子さん(21)はそう就職活動(就活)を振り返る。120社にエントリーシートを送り、60社の面接を受けて内定にたどり着いた就活は、「親の精神的、金銭的なサポートがあったおかげで全力を注ぐことができました」と話す。

『こんな親では就職できない』(廣済堂出版)、『正社員は危ない!~"リストラなう"を生き抜く方法』(朝日新聞出版)などの著書がある採用コンサルタントの尾方僚さんは「『親が就活にまで口を出すなんて』という意見もあるが、友人と少ない採用枠をめぐって戦わなくてはならない時代です。せめて家庭はシェルターの役割を果たしてほしいと願います」という。

まず、知っておきたいのは、就活事情の大きな変化だ。文部科学省の学校基本調査によると、1979年の大学(学部)への進学率は26.1%(男子39.3%、女子12.2%)だったが、2010年の進学率は50.9%(男子56.4%、女子45.2%)とほぼ倍増した。「大卒にある程度の希少価値が残っていた時代とは様変わりしています」(尾方さん)。また、手書きの資料請求はがき、応募書類によるエントリーが当たり前だった時代とは違い、ネットの活用がスタンダードに。活動の「量」も増えた。就職情報サイト「日経就職ナビ」を共同運営するディスコの調べでは、2010年7月1日現在の1人当たり平均のエントリー数は94.4社、エントリーシート(ES)提出は25社、筆記・Web試験は17.4社、面接は12.9社に上った。

では親は子どもをどのようにサポートしていけばいいのだろうか。

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