ダレス訪日に身構える吉田 講和発効まで(43)
日米外交60年の瞬間 特別編集委員・伊奈久喜

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2013/11/16 7:00
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日本経済新聞 電子版
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ダレスはトルーマンの後のアイゼンハワー政権で国務長官になる人物である。大物特使の訪日に日本の朝野は身構えた。1951年11月29日付日経朝刊は一面トップに「ダレス顧問訪日の目的 外務・大蔵両省の見解」を掲載した。

隠された中国問題

見出しを拾ってみよう。

全体をカバーする見出しは「防衛問題を討議」「行政協定の土台確立」であり、「外務省筋の見解」には「自衛力は漸増へ」とあり、「大蔵省筋の見解」には…

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