米雇用者数、8月5万4000人減 市場予測より小幅
失業率は9.6% 雇用統計

2010/9/3付
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【ワシントン=御調昌邦】米労働省が3日発表した8月の雇用統計によると、非農業部門の雇用者数(季節調整済み)は前月に比べて5万4000人減った。マイナスは3カ月連続で、減少幅は前月の改定値と同じだった。前月に続き、米政府の国勢調査に伴う臨時職員が減ったことが影響した。市場で注目されている民間部門の雇用者数は前月比6万7000人増で、プラス幅は前月(10万7000人)より縮小した。全体の失業率は9.6%となり、前月に比べて0.1ポイント悪化。米景気は減速感が強まっており、雇用改善の動きは依然として鈍い。

非農業部門の雇用者数の減少幅は市場予測の平均(約12万人減)よりも小さかった。民間部門のプラス幅は予測(4万4000人)よりも多かった。失業率については予想通りの結果だった。

民間の雇用者数を業種別にみると、建設業が前月比1万9000人増となり、4カ月ぶりのプラスとなった。このほか教育・医療が4万5000人増となったのが目立った。一方、製造業は2万7000人減で8カ月ぶりに前月比マイナスとなった。

失業率が上昇したのは今年4月以来4カ月ぶり。8月は雇用者が増えたが、それ以上の伸び率で失業者が増加したことが背景。これまで就職をあきらめていた失業者の一部が労働市場に戻ってきたとみられる。

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